潜入工作員みたいな装備でサバゲーした

まず先般、マルイの固定ガスソーコムを遂に外部ソース化した

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だがそれも束の間、年明け早々コロナに罹ったり石油ファンヒーターの焚きすぎで一酸化炭素中毒になったり(これは下手したらマジで死んでたやつ)職場の人らがコロナになって彼らの分をカバーしたり
あといろいろ他にやりたいこともありサバゲーできる状況になかった
頭の中からサバゲーの文字が消えかかってすらいた

しかし気づく、このままでは冬が終わってしまうと
それなりにお金もかかったのに、外部ソース最大のメリットである寒冷下での安定動作を体感せずに(冷凍庫にボンベぶち込んで凍らせてから動作確認したりはしたけど)冬を越してしまうのはもったいない気がした
なので、他のやりたいことは一旦置いて参戦することにした

 

持っていく銃は外部ソース化したソーコム、これ一丁のみ
気分は正にメタルギアソリッドである
あのゲームは途中で長物やロケットランチャーとかも一応拾えるが、序盤はピストルだけだし
ゲーム途中に挿入されるムービーもけっこうピストルを構えてるシーンが多い
銃自体のタフギア感も含め、ソーコムピストルがあのゲームを象徴するアイテムなのは間違いないだろう

それに、長物を持ってかないので明らかに荷物は減るが
そもそもセミオート縛りで相手の電動ガンのフルオート射とかに対抗できるのだろうかという検証も要ると思った

 

朝に弱い人間なのでゲームは午後参加とし、向かったのはサバパー
午後割適用で2500円

いつぞやの暴言問題や、最近の低評価クチコミなどが気がかりではあったが
CQBも野戦もできて予約もいらずアメニティも充実し、とポテンシャルが高いのは疑いようがないので意を決していってみた

結論を言えば、そのへんまったく問題なかった
当たり前だが善良なゲーマーだけでやるなら誰も嫌な思いなどしないのである
イコールコンディションになどなりようもない遊びだから気遣いは必須なわけで、せっかくやるならお互い楽しまないとね

 

で、車の気温計を見て驚く
外気温は正午時点で15度と、最早春先といっていいあったかさだった
これじゃ検証にならんじゃんか、と思ったがまあ、真夏のかんかん照りよりはガスガンにとって不利な条件ではあるのでとにかくゲームエントリー

レンジでホップ調整を済ませて、30m先のマンターゲットに届くようにしたあと
置いてあった弾速計をちょっとだけお借りして初速計測したところ、吐出量全開・0.25gで77m/s程度だった
まあ問題ない性能といえよう

 

実際にゲームしてみたところ、やはりピストルだけというのは荷物量の少なさもさることながら異次元の動きやすさである
全然疲れる気配もない
フルオート戦での火力の不利は、要するに彼らと正面からバチバチやらなければよいだけの話なので
野戦の醍醐味ともいえる裏取りを楽しむにはもってこいの装備といえた
俺の腕に難があってあまり撃ち合いでのヒットは取れなかったのと、あとバリケにひっついてる荒目ネットにコイルホースのくるくるがひっかかって身動きがとれないところを撃たれたりしたトラブルはあったが
それでもかなり良かった
この楽さは癖になりそうだ
いつだっかか師匠に言われた、お前はピストル向きの人間なので外部ソースやってみたら、という言葉は極めて正しかった

 

あと、原点にして頂点とされるサンセイマスクをメッシュ・樹脂レンズの両方揃えたので使い比べた
樹脂レンズは俺の代謝量だとやはり曇って、これはやはり構造上の宿命だろう
晩冬ゆえに視界が潰れるほどではないにせよ、しかしこれで夏のサバゲーはやはりきついと思われる
なので途中で全ゲームメッシュにした

(2023.3.31追記)
メッシュは普通に危険なのでやめましょう
別記事でも書いてますが迷ったらマルイのプロゴーグル一択です

 

 

ここからはゲームの話
各フィールドにはそれぞれ売りにしているゲームがあるものだが
個人的にはサバパーのそれはコマンダー戦であると思う
これ、A・Bフィールドを分断するように設けられたキャットウォークを活かした特有のルールで
ヒット退場したプレーヤーがキャットウォーク上から生存者へ情報提供をしてよいというもの
サバゲーの禁忌であるダイイングメッセージを、むしろおおっぴらにやっちゃっていいルールである
死んだ後でも活躍できる感覚に奇妙な満足感があって俺はすごく好きだ

しかも敵の生存者へ嘘メッセージを伝えることまでできる
ここまでくると最早ギャグである
嘘と真が入り乱れるフィールドで(なんとなく本当のことは判ってはいつつも)右往左往するのも、それはそれで凄く楽しいんだ
やはりゲーム中でもジョークに応えられるくらいの余裕は欲しいよね

 

今回は敵味方共に良い人達ばかりだったのでよかった
ずっとこうだといいな

 

 


以下メモ

  • 今回ナイスなお役立ちアイテムを買った
    メカニクスのファストフィットというグローブ
    お値段はサバパー売店で税込み3300円

    これは手首のベルクロがなくゴムだけで絞ってて非常に脱着しやすいやつ
    ベルクロ留めって焦ってたりすると留めたままグローブ取ろうとしちゃって生地自体をビリっとやっちゃうんだよね
    生地も若干厚めで、手に弾をもらったりもしたがそれほど痛くなかった(個人差はあるけど)
    今回グローブを忘れてしまって、手痛い出費になるかと思われたがこの使いやすさなら全然OK
    早速俺の定番アイテムに加えました
  • 外部ソースピストルだけスタイルやってみたが凄く良くて、早くも定番になりそうな雰囲気を感じてるが
    そうなってくると射撃精度を上げることが急務である
    ただでさえタコな腕前のうえ、どうしたって長物のほうが当たるのだから
    事実今回はほとんど弾道でエイムしちゃってた、これはオーバーキルの原因にもなりかねないので避けたいところではある
    ただ、このスタイルを突き詰めてけばそれこそVSRとかショットガンとかの面白さもわかるかもしれない
    BATTLEみたくフルオート偏重気味なフィールド(それはそれで楽しいが)でなければ全然いけそうな手応えがあったし、もしかしたらそういうフィールドでもいけるやりかたももしかしたらあるかも
    サバゲーは知恵と工夫とトレーニングでどうにかなる余地がでかいと思うので
    セミオート銃といえばそういやVSR-ONEいいよね……
  • ソーコムのサプ、そういやKMのちっちゃいのにしたところである

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    野戦レベルの騒音ならこれの消音で十分な気がしている
    実際、15mくらい先の敵の側面を取って撃ったときもヒットするまで気づかれなかったし
    でも屋内CQBとかもけっこううるさいし、もしかしたらトータルでこれでいいのかもしれないな
    とにかく取り回し易くていいわこれ
  • サバゲーは個人的には2ヶ月にいっぺんくらいで丁度良いと思う
    他にやりたいこともあるし、ある程度スパンが開いてるほうが気持ちも新鮮なので
    しかし、それはゲームの勘みたいなのが都度リセットされることでもあり
    今回もあれ、今弾飛んできたかな……みたいな場面が何回かあった
    そういうときは事実がどうであれさっさとヒット認めて退場しちゃったほうがいいし、こういうときにガン回しスタイルのフィールドならまあ次がんばるかとなれるのでいいよね
    サバパーはそのへんがスローモーなのがちょっと好みが分かれるかも
    俺のようなおっさんなら休憩時間が長いのはそれはそれでありがたいのだが
  • 参戦前夜、某所で弾とマスク買う際に見つけた張り紙

    俺はずっとこのスタイルのままである
    ぶっちゃけ、サバゲーなんぞこういうふうにもっと気楽にやればいいと思うのです
    勝っても負けてもお祭り騒ぎ バトルしようぜ サバゲーバトル
  • メタルギアソリッドの主人公のスネークは強くてシブいイケオジで世界各国にファンも多いが
    俺は断然雷電派である
    MGS1のスネークも大概自罰的なおっさんだったが、雷電は未熟さと格闘し受容することで強くなってく過程があるのがかわいくて好きなんだよな
    後単純に顔がすげーいい

    mgs 雷電 - Google 検索

  • サバゲーは痩せません

    この日来てたキッチンカーの沖縄そばは旨かった(クレープも)
    彼曰く、サバパーが自前のキッチンカーを備えるようになってからしばらくお呼ばれされない時期があったらしいのだが最近また依頼があり来るようになったとのこと(余談だが、人づてに聞いた話ではその自社キッチンカーを巡るトラブルがあったらしくその影響かも。利用者としては今後も名物のタコスがずっと頂けることを祈るばかりである)
    飯のバリエントが増えるのはいいことだし、それにこれは沖縄そばといいつつ実際は野菜ののってないラーメン二郎みたいな感じで
    脂っぽくて醤油が効いてて我々関東人向けだと思った
    もう一度会いたいと思った
    その時の気持ちは多分本当だと思うから