CQB向けM45を作りかけてる(マズルアタッチメント編)

 

前回までのあらすじ
フラッシュライトをつけました

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拳銃といえばガバメント、というくらい俺はガバが好きだが
まあ所詮は100年以上前に生まれたロマン武器です
拡張性に欠けアイアンサイトは見づらくマガジンはガス容量と気化スペースが小さく冷えやすい

そんな中で、ゲーム向けのガバが欲しくて
上記欠点のいくつかをすでに潰してある優秀なM45A1をチョイスしたあと
いろいろOPをつけてます


今回は、屋内CQBの定番であるトレーサーをつける前段として
マズルアタッチメント、つまり14mm逆ねじをつけてく

 

 

今回は、PDIからガバ向けのメタルアウターバレルが出てるのでこれにする
これ銃口が♀の11mm正ねじになってて、ここに一般的な♂の14mm逆ねじへ変換するレジューサーをつけてくもの

色については先のグリップパネル同様、タンカラーに対する引き締め効果を期待して黒にする
純ドレスアップ目的で色を変えるのはいわゆるカスタムのためのカスタムってやつであんまり意味を感じないところ、こういうふうに他の目的に付随する形でパーツの色が変わるのは納得感が得やすい(めんどくさいエアガンオタクの趣味嗜好)

 

なおピストル型トイガンの外装メタル化について回るのが、銃刀法的にどうなんだろうかという点
法律で所持が禁止されてる模造拳銃の定義は「金属で作られ、かつ拳銃に著しく類似する(法§22-2-2)」ことのみ
つまり金属部品の構成割合とかは定義がない

その点を踏まえてメタルアウターバレルを見た個人的な感想(あくまで個人的な感想です、お国とかの公の見解では決してないです)なのだけど
まあOKじゃね? と思う
なぜなら、

①スライドやフレームなどのガワがメタルになってるわけではない(厳密にはアウターバレルもガワといえるがスライド引かないと露出せず、「実銃に酷似した遊戯銃が脅迫事件等に使われたため法整備された」という経緯に矛盾しない)

②トリガーやハンマーみたいに常時露出している金属部品があっても、主要部品がプラなら模造拳銃でないと判断できる(=①の換言)

③金属アウターバレルのピストル型トイガンは現に市販され流通している(例:マルイの固定ガスソーコム)

 

まあリーガルに楽しんでいこうと思う

 

 

 

そんなこんなで部品が到着したので、さっそく組み付け
(参考文献;https://note.com/springfield_1903/n/n58a7cb6247ef

 

まずはふつうにテイクダウン
一応やりかたを書いとくと、まずマガジンを抜き、スライドストップがかかるときのノッチよりもリアサイト側に半円状のノッチがあるので、そこへスライドストップの突起が合わさるようにスライドを引いたら、後は反対側からスライドストップのピンを押してあげれば抜ける
そしたら後はスライドを銃口側へ引き抜き取るだけ

 

リコイルSPとガイド、その鞘みたいな部品をとる
工具は不要

 

マズルのブッシングは、このように反時計回り(銃口を覗くように見た場合)に動く

 

ブッシングごとバレルを銃口側に引き抜くと、取れる

ねじを1個ヘックスで取ると、アウターバレルが抜ける
余談ですがマルイM45のアウターバレルのメッキは美しいですよね

 

DCIのメタルアウターをズボッと入れる
チャンバー周りにフィットするようにできており、この時点でイミテーションのショートリコイルが殺されるのがわかる
マズルアクセサリをつけることを考えれば当然といえよう

 

付属のイモネジ2本をねじこみ、ホップダイヤル付近の+ねじを付属の-ねじへ換える
こうすることで外れ止めとなる
イモネジには一応、ネジロックを塗っといた

 

分解の手順を逆回しし、組み付ける

 

ショートリコイルがなくなった以上どうしようもないのだが、スライド内側とポートカバーの隙間があくのがちょっとかっこわるい

 

アダプタもつける
11mm・14mm両側にOリングがあり、締めすぎ防止や抜け止めになるのがナイス

 

そして完成

 

CQBピストルの名に恥じぬスタイリング
心眼を以て見れば、ただのサプもなんとなくトレーサーに見えてくる

 

DCI製のマズルプロテクションもついでに入れた
ただのガバじゃないぜ的なこの面構えもよい

実用できるのはもちろん、M45みたいなモダナイズドガバをよりタクティカルルックにする意味でもいいんじゃなかろうか

 

 

 

【今後について】

①トレーサー選び

BATON airsoftのB-MINIを考えている

本体がショットシェル並に小さいらしい
しかし小さいっていうのは実際どうなんだろう、電池の持ちとかストロボの光量とか
屋内CQBいく段になったら改めて考える

 

②外部ソースの検討

動作温度の影響から解き放たれ、マガジンアダプター込みなら装弾数も実質無限
……なのだが、ホースのぐにゃぐにゃがひたすら面倒くさいし(体験談)
あんまりバンバン撃ちまくるのって戦い方としてスマートと言えるのだろうか
たぶんやらない

 

③ロングスライドストップ

皆さんはガバのスライドストップってどう操作されているでしょうか
俺(右利き)の場合、右手親指をぐいっと伸ばすか、添えた左手の親指で解除してる
スライドストップが伸びれば、主に右手親指での操作がやりやすくなるはずだが
メーカー(コルト)が純正で採用してないところからも、そもそもそこまで必要なアイテムといえるのかという気もしてる
小銭が余って気が向いたら換える

 

④サイトマウント

CQB向けによくあるのが、リアサイトをマイクロプロサイトのマウントベースに置き換えるやつ
だが俺、殊にガスブロのピストルでこれやるのって凄い疑問だった
ブローバックのブレで次弾のサイティングが困難、アイアンサイトが使えなくなり純正戻しも面倒、そもそもあの手のマイクロドットサイト系が接眼面が小さくドットも追いかけづらいので使いづらい
そんな需要に対してか、ガバにサイトマウントレールをつける部品がキャロムショットから出てた

 

www.caromshot.com

装着した際の、20mmレールが天使の輪っかみたいに(?)本体から浮き上がってるような異様な見た目に最初は驚かされたが
パララックスのでかさを除けば合理的なデザインと言える
光学機器の選択肢が格段に増え、アイアンサイトがバックアップとして使え、グリップパネルのねじ2本で簡単に純正戻しできる
CQCホルスターに入るとの報告もあった
いいかもしれぬ、まあ①同様CQBフィールドに行く段になったら考えよう