マルイのエアコキP7M13買ってみた

世間はすっかり年の瀬ですが、弊ブログは自分用のメモなのでそのへんは気にせずやります

 

基本的に軍拡はもういいやと思ってたが、よく考えたらそれはAKやM14といった長物に対して満足しているからで
パイソン買ったり中古のシグ買ったり、ピストルへの熱はちょっとだがぶり返してるように思えた
かつて師匠にも言われたけど、俺やはりピストルが好きなんだよな
何よりも軽くて動きやすいのがいい

 

デザートイーグルや愛用のソーコム、あるいはモーゼルミリタリーみたいなデカいピストルも、強大なパワーを御するかのような快感が得られて嫌いじゃないんだが(ちなみに私はモーゼルミリタリー大好きです、WE-techやマルシンからガスブロが出てるようで正直欲しい)
個人的にはやはり、「ハンドガン」「拳銃」の字義に迫るような、銃身の短いモデルが好きだったりする
そのうえでフルサイズのグリップにすることで、銃身よりもグリップが長い、歪で違和感に満ちたスタイルから醸し出される不良性みたいなのが特に好きだ

なぜこのようなねじれた性癖になってしまったのかハッキリしたことは覚えてないが、それに近いことは覚えてて
中学の頃にマルイのカタログを眺めてたところ、銃にまったく明るくない同級生がエアコキのP7M13を指して
「これいいじゃん! ちっちゃいからパンツの中に隠して持ち歩いたりしてさ」
とか言ってた

調子のいいやつが何か言ってるなと当時は気にも留めなかったし、その頃は例によってバイオハザード(テレビゲーム)の影響で、キャラ的には対極の銃と言えるデザートイーグルが凄く欲しかったし、本当に彼の言葉通りの運用をするなら今はLCPとかカーブとかもっと良さそうなのがあるしで、色々つっこみ所のある思い出だが
小さい拳銃を隠し持つという不良性を見事に言い当てた意見だと言える
とにかく、彼の言葉は未だに忘れずにいたのだった

 

折しも、愛用の20年もののエアコキガバのピストンヘッドがへたったのもあり(※私のトイガン関連のブランクが非常に長かったというだけで、実際にガシガシ撃ってて20年はおそらく保たないと思います)、ここらで新しいエアコキいってみよう高いものでもないし、と思ってマルイのHPみたら
当時から20年の歳月を経てもなお、P7M13はラインナップに存在し続けてた
これはいってみるしかないなと思った

 

そんなわけで買ってみた

極端に短く詰められたバレル、見るからに握りづらそうな分厚いグリップとそれを余計でかく見せる大袈裟なグリップセーフティ、薄っぺらいスライド、ハンマーレス
デザインの全ての要素が珍妙で歪で、グロテスクですらある
でも俺は、こういうのこそ機能美に満ちた至高のルックスだと思っている

 

写真で伝わるかわからないがスライドの仕上げはなかなか凝っていて、細かくて控えめな梨地になってて半つやっぽい感じ
側面にはヘアライン仕上げの部分もある

 

スライドを引くとインジケーターの棒がぴょこんとするのがかわいい
側面を赤色とかで塗ってもいいかも
ちなみにリアサイト下についてるセーフティは解除が凄く固くて、あまり使い物にならない気がする

 

箱出しの初速は0.25gで53〜54m/s程度
バレルが短いので期待すべくもなかったが、同条件で60m/s近く出るミリガバなどをを知った後だとさすがに物足りなさは感じる

 

そんなわけで、P7をパワーアップすべく
ファイヤフライの漢ばねを仕込んでやることにした
↓こんな部品です

youbloomasyou.hateblo.jp

 

以下、エアコキP7M13の分解手順を示す
断言するが限りなく需要はないだろう

 

アサイト下とトリガーガード角のプラスねじをとる

 

スライドをケツからモナカ割りする
インジケーターの飛び出し口の部品が取れるので注意

 

スライドを外す、というか剥がす
普通の自動拳銃と異なり、リコイルSPが銃身の周りに巻かれてる

 

リコイルSPの銃口側の先は、こういうふうにカラーがついてるのがたぶん正解
(分解時にわけもわからずぶっ飛んだのを、最もそれっぽい位置につけただけなので自信なし)

 

スライドは、ピストンのAssyに左右2個ずつのダボで嵌ってる

 

バレル下のねじ2本をとり、フレームを前からモナカ割り

 

バレルをピストンAssyごととる
バレルの根元には長方形の穴が開いてて、そこへフレーム側のダボが嵌る

 

漢ばね(ロング)を仕込んで組み直す
反力が強くなったので組み直しは地味に面倒だが、基本はこれまでの手順を逆にやればOK

 

漢ばね(ロング)組んだ後の初速
組み込み前と同じく0.25gで、やっと60m/sに届いた
これを見ると、実銃同様のテイクダウンが工具無しで(実銃同様だから当然なのだが)でき、ばねも容易に交換できるうえ実射性能も高いミリガバやソーコムがいかに凄い銃であるかというのがよくわかる

それはさておき、今まで使ってたピストンヘッドヘタりのガバもこのくらいの初速で全然使えてたところを見るに、これだけ出てれば及第点といえるだろう

デザインも気に入ったし、しばらくはこれでエアコキ戦とかやってみます

 

ちなみに俺のガバはやはりもう運用が厳しいのか、P7から摘出したノーマルばね組んだら0.25gで初速は50m/sにギリギリ届かなくなってた(たまに届く)
ピストンヘッドは見たところそれ単体での販売はなさそうなので、ついに退役させる時が来たのかもしれない

工具なしテイクダウンができるのがサバゲーアイテムとしてはマストだと思うものの、92Fやクーガーとかのベレッタのピストルって半端に厚ぼったくて好きじゃないので(偏見)、そうなるとガバ、ソーコム、USP、PC356あたりになるが
今回の退役で予備マグが1本増える形になるので、もし次に買い足すならやはりガバにしようと思います
ソーコムも愛用の固定ガス用のアクセサリが互換できそうでいいかなと思ったんだけどね
他のはあまり眼中にありませんでした

まあそのへんの追加軍拡は、P7の活躍度次第かな
いずれにせよゲームでの使用感がわかったら書くかもしれません

 

 

 

(おまけ)

armsweb.jp

なんて俺の好みを的確に突いたピストルなんだ…
検討の余地があるな