【前回のあらすじ】
何から何まで中古品で構成した、固定ストックのAK47HC
これをβスペツナズハイサイクルと名付けた(めちゃくちゃにかっこいい)
あとはこいつをぶっぱなすのみとなった
そんなわけでいってきたのは、ハイサイ電動が日本一活きるフィールドであろう
BATTLE
正直に言おう、ここのデビルカスケットにドラマガ挿したβスペツナズHC持ち込んで籠城するのを
俺はずっと夢見ていたのだ
持っていった銃はβスペツナズHCといつものデルカス、そしてデトメント
デトメントについては、ホルスターレスでの運用を期して試しにもってった
しかし、わかってはいたが皮膚に銃が食い込むのと、そもそも銃を抜く機会がないので
結局使わずにかばんにしまった
ホルスターがないのでダッシュすると普通にズボンの腰からすっぽ抜けそうになったし、これは今後コレクションとして楽しもう
ちなみにカミースについては、せっかくAKもあったのだが結局持っていきませんでした
やはり俺の基本スタンスは、いかに面倒を省くかにあるんだよな
それにアイウエアはプロゴーグル一択なのが俺のこだわりだが、これがまたカミースと絶望的に合わんのだよな
カミースは今後は、特別なハレの日のサバゲー(?)用にとっとこうと思いました
財布と携帯はゲーム中にズボンのポケットからすっぽ抜けるのがちょっと怖いので、ワークマンポーチを買ってぶち込んだ
ポーチ類があるとガンベルトも欲しくなるが、そこはサバゲーミニマリズムを重視し我慢
弾はGGのバイオ弾のほか、今回はヒットコールのも持っていった
これはとにかく価格が安く(3000発1600円くらい)、バラマキプレイには最適と某所にて教えてもらったやつ
午前は所用あり、午後から参戦
ドラマガ1200発と多弾600発をカスケット内で全て撃ち尽くすことを目標に、フィールドイン
ハイサイはパトリ・MP5Kに続いて3挺めなのだが、なんというか強いなーと思いました
どうしても射程は犠牲になるし野戦でそれってどうなの、とも思ったのだが
それは単純に接近すれば解決する話だし(そのテクニックを磨くのがサバゲーのおもしろさといえるだろう)、敵がバリケに引っ込む隙を与えずに高密な弾幕で仕留めたシーンもあった
個人的に初心者の最初の一挺にはG3SASを勧めたいと思ってるのだが(多弾マグ別でもよければ今ならパトリプラスでもいいかも)、その論が補強される形となった
ハイサイの素早いトリガーレスポンスはインドアの接近戦でも効くでしょう
あれ、これ一挺でいいんじゃね……? と一瞬思ったほどだった
一方で、初心者〜中級者の集まりでわいわい楽しむ程度なら電動はどれ選んでも差はないのかなとも
デルカスの並なレスポンス、かつ銃自体の高精度を台無しにする俺の雑エイム、どの電動でも弾が届くだろう20mくらいの距離でも撃ち合いを制する場面はあった
エアコキハンドガン戦(戦グループ名物とのこと)もがんばったのですが、だめでした
「頼む、当たってくれ……」などと独りごちながらレンタルのエアコキグロックを撃ってる子もいてちょっと笑ってしまった
気持ちはわかるよ……当たってほしいよな……
そしてやってきたデビカス戦
手持ちのBB弾をドラマガと600連にフルロード、これで1800発をフィールドに持ち込むこととなる
最初はディフェンス側だったので真っ先に籠城を決め込み、しかし誰もついてくる人がいないのですげー不安になりながらも
なんやかんや6人くらいついてきてくれた
そしてバリバリバリバリ撃ちまくる、ハイサイのあの速度で
きっっっ気持ちいいーーー!!
……となったのも束の間、ハイサイの鬼みたいな連射速度はふつうに給弾が追いつかなくなるのである
数秒のフルオート射ごとにゼンマイカリカリが発生し、その隙に敵の接近を許してしまうこととなったが、しかしそれをフルオートで撃退するのがまた楽しかった
デビカス籠城勢は、DSGでも組んでるのかと疑いたくなる物凄い連射サイクルのアーマライトを持ってた青年(バーーーーッ゛ッ゛!!という発砲音と共に飛んでくBB弾の弾筋は俺のより明らかにサイクルが速く圧巻だった)以外は初心者グループの子達で、やはり腰が引け気味だったので
DSGの彼とタッグでやってやるぜ、と心中で勝手に同盟組んで撃ちまくってた
結果、1800発は6分程度でカラになった
これだけでもBATTLEの凄さがわかるかと思います
終わったあと、オフェンス側の人が「あんまりトーチカ(デビカスのこと)から撃ってこなかった……」とこぼしてたのがちょっとだけ残念だったが
まあそのぶん俺が撃ちまくってやったと思うこととし、今度は我々がオフェンス側へ
バリバリに撃ちまくるぜ! と意気込んでデビカスの小窓めがけてハイサイフルオートかましてたら
「いいね〜〜笑」と声かけてくれたカップル連れのあんちゃんがいた
『今日このためだけにこれ(AK)買ってきました!』と伝えたら彼にっこにこだった
だが、そんなハートフルなやりとりは早々に裏切られた
敵はデビカス勢含め、復活条件となるスタッフさん(彼とのタッチで復活)のあたりに濃密な弾幕を張り、ほとんどリスキル状態で何度もヒット取られ、我々は一向に進軍できなかった
オフェンスのみ復活無制限で攻略タイムを競うなか、そりゃいくらでも復活はできるがこりゃあタイム悪くて負けるだろ……と思った矢先
ブザーが鳴り響いた
別働隊がうまいことやってくれてたのだった
後で漏れ聞いた話だと、このゲームはデビカス勢含め斜線が集中しがちなので、その裏をかくプレイングがあると
つまり我々はなんだかんだ陽動で役立ってたのだった
そんな感じで、見た目も気に入ってるβスペツナズハイサイクルは
遊んでても楽しい銃だった
その満足感を胸に帰途についたのだった
【以下メモ】
- 今日はツーリングも兼ねてバイクでフィールドに向かったのだが、タイミングが悪くて昼飯が食えなかった(今日はケータリングも来てなかった)ところ
ちょっとだけ頭がフラッとする場面があった
なのでラストゲームを残して切り上げ、疲労が溜まった帰りの高速は特に安全運転でいった
バイクはパッシブセーフティに乏しい乗り物であるし、事故ったら致命傷にもなりやすい
だから、バイクでサバゲー行くなら特に身体のコンディションには気をつけないとダメだ - やはり俺は面倒事なくサバゲーを楽しみたい人間だというのがよくわかった
βスペツナズのシェイクダウンを含めてたとはいえ、持ってく銃3挺というのは明らかに多すぎる
それにガンポーターも、比較的運搬しやすい部類とはいえ装備まみれで重たくなった状態でバイクに乗ると
高速の合流などで後方の目視確認がしづらくなるなどあったし、単純に重くて疲れもした - それを解決し、ものぐさでも思い立った時にゲームを楽しめる手段として
登山やキャンプであるようなウルトラライトなスタイルを目指したいと思うようになった
具体的には、セミ・フル撃てるガスブロのピストルカービンを外部ソースで動かすというもの
なにより、それを(長モノをしまうため縦に長いガンバッグではなく)一般的なデイパックなどに入れてフィールドまで行ってみたい
その極北にあるのがエアコキハンドガン一挺にサンセイマスクというのだろうが、やはりバンバン撃ちたい場面はあるしね - ↑に関連して、AAP-01(アサシン)にMP7風のガワを被せた銃を使ってる人がいた
ストックも根元から折れるタイプで、これはデイパックにも入りそうでいいなと思った
俺のサバゲー頻度的に急ぐ必要はない(と書いておかないと借金してでもやりそうになってしまう)ので、次の装備もきちんとお金作ったうえでじっくり考えてみたい - いっぽう、スタンダード電動最高峰の性能とされるM14でサバゲーを始め、次世代を使い継いだ今の感覚でガスブロピストルベースの銃をメインに据えるのは、これも無理があるような気がする
多分だが次世代並みに初速を出すだけなら、インナーバレル延長や大放出量のバルブ+NPASなどを駆使すれば(そういう部品があるかどうかはさておき)そう難しくはないと思う
だが、命中精度の向上にはむしろインナーバレルの固定を強固にしガタを徹底的に取りセンター出しをすることや、毎回給弾されるBB弾がチャンバーパッキンに収まる際の位置再現性がある(高い)ことがむしろ重要だと、著名なガンスミスの方が仰ってた
アサシンという銃は、果たしてそこまでのことができるのかというと個人的には疑問が拭えなかった
それに今回のエアコキ戦でも、ピストルで的に当てることのまあ難しいこと
間に合わせみたいなカービンストックをつけたところで、そもそもきちんとヒットが取れるのかというのも自信がなかった
アサシンだと、多分だがフルオート戦でバリバリ撃ってるうちに中のブリーチがダメになることもあるだろう
なので、結局はデルカス一本でいくのが装備のライトウエイト化と性能面を高次に両立したソリューションなのかもしれない - 今回は銃3挺と荷物たくさんな状態でバイク乗ってたからデルカスが重苦しいと感じてしまったのではと思い、試しにデルカスと多弾マグだけをかばんに入れてみたらだいぶ軽くなった
以上から、外部ソースアサシンカービンでライトウエイトなサバゲーというのは一旦置いとこうと思いました - こんなブログ書いておいてアレだが、サバゲーについては結構な頻度で
もうやめちゃおうかな、と思うことがある
主に際限ない物欲のせいである(上記の新スタイルを思い立ったのもそう)
しかしエアガンは好きだし、やっててなんだかんだおもしろい場面はあるので
主にお金がないこととかも、それはそれと受け止めて装備を買い控えるなどしてあんまり深く考えずに続けることにした
やってれば欲求が出るのは仕方ないことだし、そうした軍拡欲求のコントロールがひょっとしたらサバゲーでは一番大事なのかもしれない
それにそういう気分になったら上述のように、新たなメリットを求め軍拡までして手に入れた環境で考えられるネガは何だろう、現環境でもっとメリットを享受できる工夫は、みたいに
逆の方向から考えればいいんだろう
また、ネガな気分になったらとりあえず何も考えずにゲーム行けばいいんだよな
身体動かせばすっきりするし、今持ってるアイテムのよさも改めて実感できるので
そんなことを、さるお方のブログを拝読して感じました