超ミニマルなサバゲーやった

バイクもやりたいイジりはあらかたやったし、ではツーリングでもと思ってたところ
これでサバゲーいけば一石二鳥じゃないか、という思いがわいてきた

前回F2PLANTいったときから継続して、ここ最近は連日残業体調不良仕事のトラブル人間関係のトラブル車バイクの単独事故身内の不幸と、とてもサバゲーどころではない状態が続いていた
終わってみれば幸いどれも大したことなくて(祖母と叔父は死んでしまったが)、なんとか持ち直してきたこともあり
ふたたびサバゲーしようと思ったのだった
もっと言うと、静養中で身体を動かすことがなかったためめちゃくちゃ太ったのもある

 

バイクでフィールドまでいくにあたり、銃のチョイスをどうしようかと思ったのだが
なにぶん初の試み、かつ真夏の炎天下を走るため荷物はなるべく少なくしようと思って

こんな感じにした

男らしく(?)MP5K1丁・連射マガジン1本だけ
セミオート戦用にソーコムピストルもどうかと思ったが
荷を減らすと決めたからにはこういうのは徹底しないとおもしろくないのと、あと炎天下で黒いかばんの中にガス缶入れてくのは炸裂しそうで恐ろしかったのでやめにした
着替えも、どうせ汗かいても帰りにバイクの走行風で乾くだろと思い持ってかなかった

服装はいつもは上ジャージだが絶対暑いので
ワークマンの冷感コンプレッションインナーにTシャツでいった

ちなみに、俺のMP5Kを弾速計に通したところ60m/sがやっとのありさまだった
もともと弾速が伸びないハイサイクルとはいえ、押入で予備役にしてる20年ものの18禁エアコキガバメントと同程度でだいじょぶかなこれ…となったが
そういや以前SISTERに遊びにいったとき、まさにエアコキのガバメントでヒット取られたりしたので
そうだ大事なのは銃の性能とかじゃなくあくまでも立ち回りのはずだ、と自分に言い聞かせて持って行くことにした

 

 

イジってシミーが少なくなったセローを高速で爆走させ
向かったフィールドはド安定のサバパー(寝坊したので午後からの参戦にした)

ごはんたべて13時半頃にフィールドインした

 

で、覚悟はしてたがとにかく暑い!
湿度がそんなでもないからかプロゴーグルのファンが効かないということはなかったが、15分のゲームを終えてセーフティでじっとしてても心臓バクバク汗だくだくだった
冷感ウエアもどれほどの効き目があったのかさっぱりだった(でもまちがいなくジャージよりは涼しいはず)
サバパーの夏特典なのか、100円で大きな紙コップが買えて氷水をおかわりし放題だったので毎ゲーム前に欠かさず飲みにいってたほか、ちょっとお下品とは思いつつも靴の泥汚れ掃除用の散水ホースの水を頭からかぶって冷却したりした

この暑さは異国の人には特にこたえるようで、同じく水を飲みに来てた中国か台湾の方っぽいゲーマーさんが汗だくでずっと息を切らして
「暑すぎる…死ぬ…この国の人達頭おかしい…」
と悶絶してた
そんなに褒めないでくれよ…

 

ゲームの内容はサバパーらしくオーソドックスなもので、殲滅戦・フラッグ戦・ドミネーション戦などがバランス良く混じってて楽しかった

今回の変わり種としては「運搬戦」というのがあった
これは引き手のついたカートにジェリ缶が4つ乗ってるものが与えられて、それを爆弾に見立てて相手陣地まで運搬しフラッグを押して起爆=勝利、というもの
カートを引っ張ってる間は無敵だが、カートに当たった跳弾を食らうとヒット
これ、乗っかったジェリ缶がばらけて落ちると組み直さなきゃいけないしその間は無敵にもなれず、跳弾ヒット取られて無人になった後のカートを取りに行くところをバチバチに撃たれたりするので、無敵条件があるというイメージ以上に難しかったりする

 

まあ、とにもかくにもその暑さばかりが印象に残るゲームで、ラストゲーム前には早々に人が捌けてセーフティががらんどうになったりもした
俺もゲーム中何度も(次のゲームは休憩にしようかな…)とか悩んだものだが
いざ終わってみると、やはり半日じゃ遊び足りないなという気分になった

それに
俺は夏の夕方にバイク乗るのが最も好きなんだ
あのしっとりした空気の匂いがたまんねえ
そのへんも帰り道でばっちり堪能しました
荷が少ないのは撤収も早くできて非常によい

 

夏場のゲーム、暑さ対策さえきちんとやればいけそうだ
まあそのへんは水飲む、身体冷やす、休憩するの3点に集約されるので
ほんとに無理せずそのへん徹底すればいいんじゃないかな
バイク移動も含め体力の消耗すごいのでちょっと逡巡しちゃうが、まあまたやってみよう

 

 

 

以下メモ

  • MP5K、やはり立ち回りを工夫して戦う銃
    とにかく飛距離短くて弾道もバラけるので
    正面からだと弾届かなくて撃ち負ける可能性高いかも
  • CYMAのMP5系の多弾マガジンは、あの2本バナナの両方が空洞になってるので
    マガジンクリップ部を介してどっちにも弾を行き渡らせるように補充しないといけなかった
    フルオート戦のハイサイクルとはいえやけに弾の減りが早いな…と思ってたら片側1本分だけしか入ってなかったりとか
  • フィールドまでかばん背負ってバイク移動するの大変かな、とも思ったが
    バイクのシートにかばんの底をのっけちゃえば重さをある程度肩代わりしてくれるので
    正直意外に思える程疲れなかった
    これならMP5Kだけでなく、倍の重さがあるAKストームも持ち運びいけそう
    M14は長すぎて走行風にあおられそうなのでやめときます
  • 敵の裏を取ったとき、当然ながら相手はこっちに全然気づいてなくて
    ああなんて無防備な背中なんだ、ここで撃って当てちゃったらその意外性も含めてびっくりするし痛いんだろうな…と2秒くらい逡巡してしまい
    ごめんなさい、と言いながら撃った
    相手はこちらに気づくも撃ち返す間もなくヒットとなったのだがこれ、禁止されてるいわゆるフリーズコールの類なのかなと思った
    裏はかかれるほうが弱いと言ってしまえばそれまでなんだろうが、かといって黙って撃っちゃうのもなんだかな
    ちょっと思索が要ることかも
  • サバゲーやってて初めて暴言吐かれたかもしれない
    敵と遠距離・正面からの撃ち合いになって、たまたま俺と一緒に撃ってた味方が「そんなんじゃ当たんねーよ!」と言ってた
    敵に対して独りごちてたのかもしれないし微妙なところではあるが、もし俺に言ってたとしたら大きなお世話だ、と思ういっぽうで
    MP5Kとかどう考えても野戦向けではない銃なのでそれもそうなんだよな…という気分になってしまった(実際、俺の弾は当たる気配がなかった)
    まあ大人らしくスルーしときました
    俺は自分らしく戦おう
  • M4系に次いでゲーマーに人気のAK、これのマガジン2つをそれぞれ上下逆にしてダクトテープで貼り合わせていたゲーマーさんがいた
    AKのマガジンのあの長さだからこそ為せる技でなるほど合理的と思った、かたっぽ撃ちきったら外してひっくり返して再装填すればいいんだしな
  • サンセイのメッシュゴーグルマスクを明るいタンカラーに塗り直して、メッシュゴーグル部分に目を描いてる人がいた
    (→Д←)←こんな感じの表情だった、正直かわいかった
    メッシュというのは正直どうなんだろう、曇りこそしないだろうが視界もよくなさそうだし旧くなってくると弾がメッシュ貫通しちゃうんじゃないかな…とも思ったが
    正直真似したくなった
  • 大層驚いたのだが、上下スーツに革靴でフィールド入りしてるプレーヤーがいた
    さながら要人のSPみたいな出で立ちで、この酷暑に嘘だろ…と思ったのだが
    見た目もそのスピリットもすげーかっこよかった
    サバゲーで一番大事なのは武器でもテクニックでもなく心意気なのかもしれない
  • 同席したゲーマー曰く「サバパーで1日がんばればベルト穴2つ痩せられる」とのこと
    飯がうまいのでその欲求を我慢するのが最も難しそうだが、やってみる価値はあるかもしれない
    そんなことを話してたところ、脇で聞いてたキッチンカーのお姉さんが「うますぎてごめんなさい❤」と言ってくれたのがかわいかった
  • サバゲーは本当に人生の交差点だなと思うことがある
    同じチームになった若い子が始めて間もない初心者で、休みを利用して東海地方から遠路はるばるやってきたのだと言っていた
    普段はそこで海事を学んでいて、そこには彼のような若者の他にも四年制大学を出てから来る人とか、30代の人生再チャレンジ組とかも居るとのことだった
    俺の師匠にしたってそうで、本来なら交わることのないような人だった
    銃を撃ち合う以外にも、そういうとこが楽しかったりするんだよな

 

(おまけ)

あまりこういう身バレにつながるようなことはしたくないのだが、4コマ漫画みたいな絵面がなんかよかった

赤チームの彼は人数調整で急遽チームを移ったので黄色のときの感覚が残っちゃってたらしかったのと、裏はかかれるほうが弱いというのが俺の持論なので
シチュエーションヒットからの自主退場という形にしました

写真は恥ずかしくなってきたら消すかも
でも楽しかった

 

 

 

【追記】

www.hyperdouraku.com

業界の方でも同じようなことやってるもんですな
しかも車種も銃も俺と一緒