AKストームという満足のいく長モノを手に入れたので(WE-techのM14ガスブロは欲しいけど)、その前に買ったM4パトリは最早御役御免と思われたところだったが
リサイクルショップでM4用の1200連ツインドラムマガジンが中古3000円で並んでて、これ定価だと8800円もするみたいなので思わず手が伸びてしまった
俺のコンパクトサバゲー思想は早速あっけなく崩壊した
そんなわけでつけてみる
信楽焼のタヌキの金玉みたいな異様な見た目だが、これでどれほどの火力が出るのだろうかと否が応でも期待が膨らむ
ちなみにこのツインドラムを装着した状態で普通に構えると、ハンドガードを握ってる方の腕に片側のドラムが干渉するので
同じ店に中古1000円でフォアグリップも売ってたのでそれもつけた
これで干渉せずに構えられて、後は実戦投入を待つのみとなった
ちなみにBB弾はハイサイクルの連射速度が活きると思われる0.20gにしてみた
今回のフィールドはここ
大きく開けてて長距離での撃ち合いがアツいAフィールド、金網がひっついたジャンボ土嚢みたいなの(ヘスコ防壁というらしい)で構築された狭隘な通路をゆく緊張感があるBフィールド、両フィールドの境にあるCQBエリアとバリエーションに富んだフィールドで、どんな銃を持っていってもわりと活躍させられそうな雰囲気がある
で、感想なのだが
まず当然ながら弾切れは全く心配がない
パトリ付属の190連は、ハイサイクルゆえに下手するとフルオート戦で1ゲーム持たないこととかあるのだが
これは本当にいくらでも撃ちまくれるし1ゲームで全部撃ちきるということはほぼ確実にありえません
フルオート戦で結構撃ったつもりだったが片側のドラムを使い切りすらしなかった(つまり撃った弾数は600発以下)
残弾の余裕は心の余裕
重量も、BB弾をフルロードした状態で装着してもAKストーム以下の軽さなので開幕ダッシュも余裕
この2点から、敵の牽制や攪乱には大いに活躍してくれた
サバパーでいえば、Aフィールドのやぐらの2階に素早く潜り込んで遠くの敵に弾幕浴びせて足止めしたりするような場面でなかなか役に立ったかな(追記:たぶんルールやマナー面ではグレーな行為なのでやめときましょう)
実際にその撃ちまくりでヒットを取れた場面もあったりした
ちなみにツインドラムのゼンマイは、通常の多弾マガジンの歯車みたいなそれとは違って竹とんぼみたなのがついてて
一見巻きやすそうだがグローブはめた状態で巻くと指先の布を噛んだりするので特段扱いやすいというわけでもなかった
それにもちろん、弾数制限が事実上なくなったというだけで銃の性能が向上したわけでも、プレーヤーの技量が上がったわけでもないので
元々の有効射程の短さもあり上手く立ち回らないと普通にヒットは取られるのだが
撃ちまくれるぞ、だからバリバリ撃つぞ、という心理が与えてくれるものは確かにあったような気がした
そう、ツインドラムの最大の効能はやはり心理面でのそれだと思う(なんて平凡な結論だとは思うが)
あれば楽しいし、なくても楽しいです
ちなみにツインドラム、AKへの変換アダプタもあったりする
が、ハイサイクルでさえ1ゲームで使い切れなかった圧倒的な残弾数なので
それよりも発射サイクルが遅いうえ、元々連射マガジンが600発も入るAKであえてツインドラムにする意味もないだろうね
総括すると、ツインドラムは単に雰囲気を味わうためのアイテムのように思えました
1200連という数字は、10〜15分のゲームの中では明らかにオーバースペックだし銃に余計な重しをしてしまうことにもなりかねない
そうと気づいたので最後は普段通りAKに戻りました
前日までの雪が積もってて、白い本体とよく合っている
雪中サバゲーもいいもんだぜ(つるつるびちょびちょで、あまり何回もやりたくはないけど)
※余談
サバパーは飯が旨いです