AKホワイトストームをサバゲーで使ってみた

(これまでのあらすじ↓)

youbloomasyou.hateblo.jp

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せっかく新しい銃を買ったのにお座敷で講釈ばかりたれるのもダセーと思い、さっそくサバゲー場へ実戦投入してきた

いってきたのは「サバイバルゲームフィールド BATTLE(千葉県千葉市花見川区)」

www.battle-airsoft.com

ここはCQBエリアのほぼない野戦系のフィールドで、屋内だと扱いが苦しい長モノも存分に活かせるほか、なんといっても予約不要で思い立った時にすぐ遊びに行けるのが最高
平坦な中に草木や遮蔽物や小屋があるのでそこへ上手く身を隠しつつ(中には一方向だけしか遮蔽せず脇がガラ空き、みたいな障害物があったりして緊張感ある)フラッグ取ったり殲滅戦したりするのが楽しい

 

 

 

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でAKストーム、本当にいい銃でした

こと内部メカやバッテリーをノーマルのまま使うのであれば、自分の中ではこれ以上ない選択に思えた

実際に使ってみて感じたところは以下

 

【いいところ】

1)射撃性能がめちゃくちゃ高い
もうこれはスタンダード電動最高峰の性能と言われるM14と同等か、もしかしたらそれ以上かもと思わされるほどだった
内部カスタム無し・ノーマルバッテリー・0.25gで30mは確実にフラットに飛びます
40mだとさすがに弾道が下がってくるのだが、集弾性能的にも当てられなくもなさそうな感じ
それをM14の半分くらいしかない短いバレルで達成してるのは本当に凄い
ちなみに初速は0.25gでおおむね82m/sくらいでした
BATTLEのレギュレーションでは87m/s未満とあるので、マージンもとりつつかなり弾速が出てる感じ

連射サイクルも申し分ないかな
リコイル用の重しが仕込んである割にはもっさい感じもなく、(ノーマルの電ハンとかにありがちな)引き金を引いてから撃発までの明らかなラグというようなものもなかった

正直、性能的には全く不満ありません
飛距離や弾幕密度で相手に撃ち負けるというようなことは、この銃ではまずないはず

 

2)重すぎない、長すぎない
約3kgの装備重量は開幕ダッシュもそれなりにこなせる重さで、M14の時みたいに気合入れてダッシュしたらすぐ息切れして、前線の遮蔽物の影に隠れたはいいが呼吸を整えるまでしゃがんでじっとしてて…みたいなのがわりあい少なかった(ゼロではないです)
それに、銃身が短いのはこの手の野戦系フィールドでも活きてきて、敵の分厚い弾幕が途切れる一瞬をついて遮蔽物から身を乗り出し撃っては隠れ…みたいなのも格段にやりやすい

上記の高性能が、とにかくこの短さ・軽さで運用できるのは衝撃でした
それゆえにマルイには純正でフォールディングストック付きのAKストームをはよ出してくださいとばかり思う、やはり必要ないときにストックが畳めると扱いやすさが格段に向上するので
今回は自分でフォールディングストックを付けちゃったが、後述する理由からじっくり狙って撃つ余裕があまりなかったのでストックはほぼ畳みっぱなしでした

 

3)600連マガジンはやはり安心
これ、故意に長時間連射ばかりするような異常なプレイでもない限りフルオート戦1ゲーム15分は絶対持つし、うまくすれば2ゲーム無給弾でいけるかも
BATTLEはルール上フルオートに秒数制限がないので(サバパーだとフルオートはワントリガー5秒までとか、そういうルールを設けてることもある)、とりわけそうしたフィールドでは威力を発揮する
弾切れからの自主ヒット扱い退場の心配しなくていいし、何よりフルでガンガンに撃ちまくるのはサバゲーの大きな魅力のひとつだよね

 

【いまいちなところ】

1)うるさい
ただでさえ電動は(とりわけフルオート射撃すると)ズドドと発砲音が目立つというのに、そこへ実銃の排莢口を再現したギミックのガシャシャシャシャ…という甲高い動作音が混じる
そのズドドとガシャシャの二重奏で敵に位置バレする展開は、正直何度もあった
排莢口の音はサプレッサーで小さくできるものでもないし、次世代電動は間違ってもスナイパーと一緒に固まっちゃいけない
もし排莢口のギミックをオミットできる方法があれば、ことゲームにおいてはそれをやった方が断然いい
それかあえて機能を殺さず、走りまくり撃ちまくりで敵を陽動するのも見ようによってはおもしろそう(今回はそういうふうに遊んだつもりで、敵のヒットはわりと同チームの巧い人に任せてた)

 

2)マイクロプロサイト専用のマウントベース使用によるサイトパララックスの小ささは、素早いサイティングには向かない
銃口の位置とサイトの位置の落差(射線と視線の落差と言ってもいいか)のことをサイトパララックスというそうだが、これは小さい方が狙った位置に弾が当たりやすくていいのでは、と思っていた
今回、マイクロプロサイトをAKストームの付属部品でレールを介さず低くマウントし、サイトパララックスの狭小化を達成した
が、パララックスが小さいとサイトを深く覗き込まなければいけなかったので、接敵してすぐのタイミングだとサイトのドットをじっくり敵に合わせる暇もなかった
アイアンサイトで見るのと大して変わらないので(そもそも電子ドットとアイアンサイトが同時に使える作りになってる)、素早いサイティングには慣れが必要そうな部分

 

【まとめ】

AKストームのおかげで俺の長モノ選びの論争に一応の決着がついた(リコイルキャンセルはしたいが)

それに上述の通り、

・高い射撃性能

・ハンドリングが難しくない部類

・弾数が多い

この3点を兼ね備えているため、その人の趣味嗜好と予算都合さえ合えば、サバゲー初心者の最初の一丁にするのも全然アリだと思う

とにかく
これで撃ち負けたら銃のせいにはできない、そういうマジで良い銃です