AR盆栽はじめた(導入編:ガスブロCQBR購入)

 

「AR盆栽」とは、俺が勝手にそう呼んでるのだが
この世のトイガンのなかでおそらく最もカスタムパーツが豊富なAR系ライフルの、どちらかといえば外観重視な外装カスタムを指すものと思っていただければと

 

AR系はかつて、純ゲーム用としてパトリHCと次世代デルカスを持ってたことあった
が、前者は飛距離が短くアウトレンジから狙う戦い方(威力上限があるなかでナンセンスな発想かもだが)ができず、後者は持病とされるセミロック頻発(設計が旧く接点の多いVer.2メカボがベースで、これにシュート&リコイルを積んだだけの構造が原因らしい)がストレスだったりと
内部カスタム嫌いの立場としては、どちらもあまり使わずに売ってしまった

 

なので現在は、極めてティピカルな装備ではあるが
ゲーム用としては次世代MP5グロックgen5で満足してる

youbloomasyou.hateblo.jp

 

そういうこともあり、新たに銃を生やすとしたら専らコレクションとかお座敷目的になるところ
SNS見てて、やはりAR系をいじってオリジナルの1挺を組むの楽しそうだなと思うようになった
ゲーム目的でない完全自己満の世界で自由に楽しめそうだと

 

ARの外装カスタムといえば
MWSの4面レールにOPをゴチャゴチャつける特殊部隊風なやつはマルチツール的なギアを操る感じがあってかっこいいし、トップレールがレシーバートップとツラになるガイズリー型のスケスケなハンドガードでアルマイト仕上げのアウターバレルを見せるUAB系みたいなのもモダンでかっこいい
いずれも惹かれる
しかし俺は、やはり木と鉄系の銃がずっと好きなので
難易度は極めて高いだろうが、いつかはウッドパーツの自作にもチャレンジできたらなどと思った

 

そんなわけで素体選びだが、マルイのガスブロCQBRをいった

実銃準拠の構造でパーツ取付に制約が少ないガスブロが絶対条件で、さらに俺はショートARが好きだったので素直にMWS(マルイの製品名としてのMWSと、M4カービンのバリエーション全般を指すワードとしてのMWSの2つのニュアンスがあるようだが前者)にはいかず、ラインナップ中全長最短だったのが決め手で選んだ

※ちなみに今マジでお金がなく来夏には支払が終えられるだろうと期待しての12回払いでいった、それも「日本一マルイが安い店」と謳う某秋葉原王国の店で
事実ほんとにびっくりするほど安かったのだが己が落ちるとこまで落ちた気がするし、これはもう無茶な軍拡をマジでやめよというサバゲーの神様の思し召しかもしれない

 

なお最後まで迷ったのは、まずはハンドガードがスッキリ美しいURG-I(ユーアルジーアイ、間違えてアイをギリシャ数字のワンと読んでた)

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ただ14mm逆ねじがあれば銃身の延長は比較的簡単そうで、あえて長い銃を買わなくてもいいだろうと思ったのと、黒・タンのツートンは特殊部隊っぽさはあるが、チグハグ感があってあんまりかっこよく思えなかったのでやめた
タンカラーのぼやっと感は昔は目に優しくて好きだったが、全身真っ黒なMP5買ってから嗜好が変わった感がある

 

あとはMTR16

www.tokyo-marui.co.jp

これはセレクタ・マガジンキャッチ・ボルトリリースがアンビなところと今流行のバーチカルタイプのグリップに惹かれたし、心なしか動作音も他のよりかっこよかった
ただいかんせん長すぎた

 

盆栽目的なのでCQBRの実射性能などのインプレは他のレビュワーに譲る

パッと見の印象としてはAKMの時と同様、全体的なサイズ感が電動ガン比で細いというか薄く
そしてリコイルは次世代の3倍くらい強烈で、既に持ってるAKMとほぼ同格か、もしかしたらそれ以上かもしれなかった

 

本格カスタムはこれからやるとして、AR盆栽のスタートとして
最低限の範囲で外装を変えてみた

ノーマル(画像下、当面この状態に戻ることはない)と比較すると
いじったあとはなんかCAR-15かXM177っぽい
M4はXMの後継機種なので当たり前だが

 

フォアグリップはあんまり好きじゃないので速攻外した
もちろんついてたほうが実用的ではあるので、ゴテゴテ系でいくならむしろあったほうがいいね
なお空いてるレールがバリバリしたハンドガードって個人的に見た目が刺々しくて好きじゃなく(だから全体的に細くスッキリ、かつ必要時のみレールを追加するガイズリーに惹かれる)、ここはハンドガード自体を換えるまではカバーでメクラしたいところ

ノーマルM4のキャリハンがシブいでしょ!
そうでもないですかそうですか
でもこれこそアーマライトッッッて感じのアイテムですよね
マルイの部品注文という手もあったが、ここはエチゴヤの壁にかかってたゴールデンイーグルのやつにした
価格的にセラコートじゃないふつうの塗り仕上げだと思うがフルメタルなのが嬉しく、そこまで違和感はないかな
あえて先祖返りするのが意外性があっていいかなと思いました

 

コンパクトさを強調するベトナムマガジンはMWS用……ではなく、MWSと互換するというところで89式のにしてみた
残弾の確認窓のディテールがある(ただマガジン本体と同色で塗ってて、薬莢の真鍮っぽい黄色で塗り分けたいところ)のと、いかにもな塗装仕上げの青黒く艶のある感じがやや灰色がかったレシーバーと微妙なツートンになるのがかっこいい
ガスガンとしては性能的に不利になるチョイスだが盆栽なので関係なし

余談だが、89式にショートマグがある理由としては
あんまり弾を撃つことを想定してない予備自衛官に向けたためというのを聞いたことがある
マルイの折曲銃床の89式についてくるのは、狭いヘリコプターの中とかに詰めてる空挺屋さんのためというのはなんとなくわかるけどね

 

ドライファイヤ(空撃ち)機能はお座敷派には必須なので、Guns Modifyのフォロワストッパーをいれた
金属くずみたいなアレな見た目ではあるが、これで自宅でもバンバン撃ちまくれる

 

グリップは最初マグプルのMOE型を考えてたのだが、エチゴヤの店舗で実物見たら思ったよりぶっとかった
その点、今回選んだホーグの15度バーチカルタイプのポリマーグリップは握りが細身で俺好み
正直ノーマルのA2グリップは角度が寝過ぎてて角張って太く半端にフィンガーチャンネルがあって嫌いで(全否定)、その点バーチカルタイプはシルエットも使用感もモダンで好き
かつてVSR-ONE買ったとき、やはりグリップがこんな感じで握りやすさに感動した覚えあります
銃いじってて間違いなく一番触る部分なので、そこは店舗で実物を見てこだわりたかった

 

ガンケースは俺らしく(?)ヤマハ
ヤマハにはサイレントギターという、アンプやPAなどに繋いでアコースティックギターの音が出る製品があり
それはボディの共鳴部がなく、ギターの外形をなぞった枠があるのみで
それを分解してケースに収納する
……が、超絶ものぐさな俺はその分解組立がもうとにかくめんどくさかったのでネジロック剤で固定して、ふつうのギターケースで持ち運んでる
遊んでしまったケースは見ての通りライフル入れるのにうってつけで、燦然と輝くヤマハのロゴは持ち運びの際にも、よもやライフルが入ってるなどとは思われないだろう
盆栽ゆえペリカンのハードケースとかに入れてみたい気分もあったものの、そこは一番最後でいいでしょう

 

実銃のことは詳しくないので実際の整合性とかはアレだが、なんというかこう
いい歳したオッサンがやってるオモチャの鉄砲趣味の良き相棒として常にそばに置いときたくなるような温かみ(?)やキュート感(!?)などが出せたらと思います
自分で言っといてなんだがわけわかんねえコンセプトだな……
まあでもショートARが好きなのもそういうところにあったりして

 

盆栽ゆえに凝り出すときりがないので、あとは気長に亀の歩みでやっていきます
なので今後の記事はアップしてもボリュームがペラッペラになりそうだが、ある意味無理がなくていいのかもしれない
これが俺の果たし得ぬ夢の始まりってわけ