※次回サバゲーの参加後にまとめて書こうと思いましたが、しばらく時間が取れなさそうなので別記事にしました
前回のゲームは、とても実り多いものだった
そして気づけばサバゲー3年目の終わりが見えてきて
行き着いた装備がどノーマル・光学機器なしの次世代MP5に多弾マグ1本、アイウエアがプロゴーグルと
初心者並みかそれ以下の量になった
すっきりしててかなりいい
とはいえ、サバゲーとはそういう遊びなのだと言われればそれまでだが、次世代MP5を使っててちょっと心が痛む瞬間が
あの高初速を至近距離で相手にぶち込まざるを得ないときである
それゆえ初速上限の上乗せ制限がある一部のCQB系フィールドでは次世代ってどうなんだろとも思い
そういうときにパトリHCあたりの買い戻し欲求が起きたりもするのだが
そんなときこそグロックを引っ張り出して使えばいいじゃんか、それに好きな分野を極めたほうが強くなると教えてもらったりもしたので
そこは堂々と野戦やってればいいでしょう
それに初速上限がより低く厳しい(概ね0.85J)フィールドは、見た感じまだそこまで多くもなさそう
低初速・レスポンス重視の長モノはひとまず生やさなくていいでしょう
いっぽう、至近距離での思いやりとしての(軍拡のもっともらしい言い訳)サイドアームはどうしようか、やはりあったほうがいいかな、などと迷ってた部分はあって
性能度外視でルックスが好きなものでOK、滅多に使わないので予備マグも不要、ただしいざってときにサッとドローできて初弾装填不要のダブルアクションで即撃てて、というところで
かつてエアガン躁鬱の果てに手放したタナカのペガサスを思い出した
というかこのパターン何度目だよマジで……やはり売ったものに限ってなんかのタイミングで欲しくなるのである
そもそもエアガンなんて己が内心のすきすきゲージの針が動くから買うのだろう
だから安易にモノを売るのはよくない
そのときの自分の気持ちをあえて裏切る必要なんかないんだ
これは確実に言える
売るにしても完全に飽ききって関心がなくなってからそうするべき
それはともかく
サバゲーライトウエイト派ゆえオートマチック拳銃を予備マグとともに携行するのも、CQBハンドガン戦みたいなそういう試合以外ではあんまりやりたくないなと思ってたところ、タナカのペガサスは
- 予備マグの概念がないのでコンパクト
- したがってマガジンの抜き挿し忘れがない(ただしいつでも発砲可能な状態の銃であることは厳に注意し、セーフティエリアでの安全管理は徹底すること)
- そんなに撃つ機会がないので弾は十数発、有効射程10mで十分という条件にマッチ
- ピーメなどのクラシックすぎるモデルでなければカジュアル着と合わせると私服警官みたいで、ライトウエイト派のファッションともマッチしそう
- 単純にかっこいい
などのメリットが立ち上がってきた
ここで私服警官が連想されたのは我ながら膝を打つ思いで、近代兵器っぽさがあるMP5とコンサバな銃器であるリボルバーは合わないだろうとばかり思ってたが架け橋ができた感がある
まあどう見ても特殊部隊っぽい銃なMP5を私服警官が実際に使うかは極めて疑問だが
ダーティーハリーとかマイアミバイスとか、邦ドラマなら西部警察とか太陽にほえろとかあぶ刑事とか、あのへんの映像作品を観て研究するのも楽しそうである
なんとなくだがきれいめな格好なら私服警官になるし(ただし頭防弾用のシュマグで台無しになるやつ)、ラフで小汚ければストリートギャングみたいになってくかもしれない
どっちのスタイルであれ価格の安いナイロンホルスターが似合いそうなのも地味に嬉しい
それはさておき、候補は以下にした
理由はそれぞれ
フルラグで放熱孔が開いたバレルがスナブノーズと相性ばっちりなパイソン、クラシカルでおしゃれなディテクティブSP、ラウンドバットの細いグリップがナイスなM19、スナブノーズとは言い難いが均整のとれたシルエットがいいM15、といったところ
つまり2.5インチのスマイソンがあれば確実にそれをいってた
エアガン出戻り人間なのでスモルトよりもスマイソン呼びのほうがしっくりきます
本来的にはメーカー名同士の合成であるスモルト呼びが正しいのだろうけど
ちなみに大本命のパイソンはどこも売り切れで、やはり国産とはいえマルイ以外のメーカーにマルイ並の流通を期待することはできないのだろうなと思わされた
再生産かかるまで気長に待つしかないか……と思いながらなんとなくヤフオク見てたら
なんと
いわゆるコンバットパイソンと呼ばれる3インチパイソンのRモデル、それもなかなかの美品が出品されてた
2.5インチも3インチもいいな、しかしどちらかといえば好きなのは2.5インチである、だが伸びやかなスナブノーズという矛盾を両立し体現した3インチの出で立ちもかなりかっこいい、というか「コンバットパイソン」という愛称がもうかっこいい、そもそも再販なんかいつになるかわからんじゃないか、全く同じ2.5インチを買い戻すのもあんま芸がないしな、というか2.5インチ触りたくなったらクラウンの4000円エアリボルバーでもいいのでは、などという想いが頭の中駆け巡り幾多の逡巡経て
もはやこれはサバゲーの神が与え給うた『縁』だろうと思い(ジャンキーの発想)、
終了3分前に入札しそのまま落札した
届いたコンバットパイソンは、それはもうかっこいいの一言だったし
試射も問題なかった(50~52m/s@0.25g・25℃)
2.5インチ再販までのつなぎで使うつもりだったが、これはたまらない
もう手放さないぜ俺のパイソン
併せてイースト・Aのサムブレークホルスターも買った
これで準備万端
なお、そういや減速アダプタってあったよなと気づいたのは落札した後だった
ただフィールドによってはアダプタつけて初速測るのはダメなのでまあいいでしょう
思いやりアイテムなので一応買い足しはした
内部に十字の切れ込みが入ったパッキンがあり、これがバレルを塞ぐことで弾抜け時の抵抗を増やし
初速を落とすというもの
4種類の調整リングはアダプタ内インナーバレルの押し込み量を変えて十字切れ込みの開き具合を調整するものであり、
最も押し込み量が減って切れ込みがほぼ全閉となる(=初速が最も落ちる)白から順番に換えて撃ってみた
次世代SD6に0.25gで計測、ホップは確か真ん中くらい
- 白 52-53 m/s
- 青 56-57 m/s
- 赤 70-71 m/s
- 黄 78-79 m/s
- アダプタなし 81 m/s
装着時にマズルねじが深く入り込む構造なので、次世代SD6の場合は標準サプねじのメクラを外す必要あり
ちなみにアダプタ咬ました状態でもサプやトレーサーをつけることが可能
なお構造上、下手にきつく締め込むとリング交換のために外すのが困難であり
さっそく青リングから交換できなくなってしまった、まあいいでしょう
ちなみに非対応の銃もあり(写真参照)、当たり前だが要するにマズルねじのない銃がダメってこと
これでSD6を心置きなく楽しめるステージが増えるかもしれない
なお長モノについては、カミース(たぶんもう痩せるまで着ないと思うが)に合わせる以外にも、コンパクトかつ多弾がMP5の倍以上入る点で次世代クリンコフ欲求もないわけではなかった
が、M-SYSTEMによるハイレスポンス・セミロック知らずの快感が忘れがたいのと、MP5とパイソンの私服警官ライクなスタイルを今は試したいと思ったのと、よく考えたらMP5にはマガジンクリップあるから弾がどうしてもいっぱい要る場面では多弾を連結すればそれでいいじゃんとなり
クリンコフはまあいいかとなった
それにここまできたら、ガンバッグもコンドルの164トランスポーター(売却済)でもよかったのかなとなったものの
やはりサンセイマスクでギリ・プロゴーグルが入らないという厚みのなさがネックであり、当たり前だがサバゲーに持ってくのは銃とアイウエアだけではないのでこちらもいいかとなった
いろいろ回り道をしたからこその納得感だろう
そんなこんなで、現在の主なゲーム用装備はこんな感じ
ここに後は着替えのシャツ類が加わる程度
今後も変わってく可能性(結局サイト類をどうするかなど)はあるが、たまにあるオートバイ移動も見据えて、ここからあまり大きく増減はしません
夏場は2Lの飲料水も加わりバッグに入りきらなくなるが、季節的にクーラーの効いた車での移動になるのでそこは問題なし
(サイドアームを持っておいてアレだが)これから先、次世代MP5が一挺あればたいていのサバゲーフィールドでストレスなく遊べるのを証明していきたい気持ちもありますね
ファーストラインはアイテムを減らしに減らし、ホルスターと貴重品入れのみでモール固定もなし
これはホルスターのベルトループが狭く、モールベルトに入らないのもあったが
貴重品入れポーチのモールループを編むだけでもある程度ずれにくくなるのがわかったからでもある
いずれはファーストライン自体もモスボールして最高に身軽になりたい気持ちもないわけじゃないが
コンバットパイソンがかなり気に入ったのと、貴重品入れが何気に重宝するのでしばらくこのまま
写真のメディックポーチ風貴重品入れは、TAILOR JAPANのタクティカルポーチ
見た目のわりに容積が大きく、5.5インチサイズのスマホと二つ折り財布が楽々入って
ファスナーも大きく開くので取り出しやすい
何気にベルクロ♀のパッチスペースも広く、目印のパッチをつけるのにも適してる
なお、ここまでやっといてアレだが
「サバゲーは金をガソリンに走り続けるようなもので、装備のシンプル化にこだわりだすのは飽きの兆候ではないか」という我が師の言葉を思い出してもいる
俺は全然そんな感じはしないのだが、実際どうなんでしょうね
検証すべき内容のひとつではあろう
こんな感じで、今はだいぶ落ち着いた気分で
あとはゲームに臨むだけである
おそらく、次回は定番のBATTLEあたりに行くと思う
サバゲーは参戦時にテーマや目標を決めたほうがより楽しめると思っていて
軍拡の嵐だった頃は(今もか)、とにかく新しい銃を味わって理解することがメインだった
それに新規フィールドの開拓もやはりテーマにしていて、これは行くだけでひとまず達成できるのでいい
なんとなくサバゲー行ってもなんとなくで終わっちゃうことって実はけっこうあったんですよね
して、今回検証したい内容は以下
①フルオート偏重のフィールドでバースト射撃がどれだけ弾の節約になるか
②光学サイトがなくても戦えるか
③サイドアームのライトウエイト化は自分に合ってるか
①は、今までスタンダードAKの600連に全幅の信頼を寄せてたところどうしてもその1/3なので
3バーストでBATTLEのフルオート戦を保たせられればさらに我がSD6を信頼してやれると思ったからだった
それに、やはりかさばるジャングルスタイルよりもスリムにマガジン1本だけでいきたいのもあった
②は前回記事のとおり、サイトレスでやってるゲーマーを見てそのかっこよさに痺れたのと、アイアンかサイトレスで戦えれば楽しめる銃の幅が拡がりそうに思ったため
③はすでに答えが出かかってはいるが、ガンベルトとホルスターだけで予備マグなしでの運用でも問題ないなら、シーンによってはピストルを抜く選択ができることでライトウエイトサバゲーが単調になりにくいかなと感じたためだった
そのへんがどうだったかは参戦後に別記事で書きます
装備についての一応の結論がこれで出てくれればよいのだが
以下メモ
- この記事を上げる少し前にSNSで、某フィールドのオーナーがこんな内容を発信していた
「サバゲーの勝敗にこだわるな、と言える時点でサバゲー強者。そういう人は歴も長い場合が多く、平均以上の技量も、多くの仲間も、成功体験の積み重ねもあり、サバゲーに様々な楽しみを見出す余裕のある人。そもそも銃や装備に関心のないライト層こそサバゲーマーのサイレントマジョリティで、誰もがサバゲーを極めようとしているわけではない。
しかし、定例会に参加している以上は巧拙関係なく誰にでも相手を撃つ権利がある。そのため、毎ゲーム即ヒットされてはセーフティでつまらなさそうにしている、サバゲーへの関心がまだ育っていない初心者に『勝敗にこだわるな』と言うのは傷口に塩を塗る行為。そのつまらなさは強くなることでしか解決しないし、ゲーム後にSNSなどでぼやいても仕方ない。
だからこそ彼らのために、立ち回りのアドバイスや戦力調整に常に砕心してきた。そうすることで彼らの生存時間が次第に長くなり与ヒットの楽しさにつながっていく。
このように、負けないためにある程度強くなる努力か、もしくは運営への相談や要望を出すことがサバゲーを楽しむうえでは必要」
これについてはもう納得しかなかった - ひるがえって、自分がサバゲーを始めた頃をふり返ると、初心者は1日通して0ヒットなのもザラとされるなか、デビュー戦に選んだBATTLEで偶然にも1日累計3ヒットくらい取り、それが現在まで続く成功体験の基になってるなーと思った
ここの特徴としてたまに言われるワンサイドゲーム傾向も、見方によっては初心者への追い風とも言えるだろう - とはいえ人生初のゲームでフィールドインし開始の合図を聞くまでの緊張を未だに忘れることはない
だから、初心者にもそういう緊張や不安を飛び越えてサバゲーの楽しさを知ってもらいたい(そうして沼に沈んでくゲーマーが増えればメーカーも新製品を作ったりしていずれは我々経験者に還元されるだろう、という邪な考えもわずかながらあるが)、少なくとも、お金も時間もそれなりに消費する遊びをつまらないの一言で片付けてしまうのはもったいないだろう、などと彼の言葉を聞いて思った - なので、初心者の敷居を下げ(ていずれ沼に首まで浸からせ)る一環として
「銃は最初はレンタルで」
「買うなら次世代MP5かパトリプラスのどちらか1挺+多弾マグ1本+安価なガンバッグで十分」
「ウエアはジャージ・運動靴・手袋・マルイのプロゴーグルで十分」
「その他OPや銃の買い足しは基本必要なし(ハマり度に応じてお好みで)」
あたりは、機会があれば継続して書いていこうと思った
軍拡ジャンキーゆえ説得力ゼロどころかマイナスだが、やろうと思えばサバゲーはリーズナブルに楽しめる、というのを
軍拡ジャンキーゆえ自戒も込めて訴えていけたらと思った - また、楽しむためにはある程度の強さは必要というのもまったくそのとおりで
一方的にやられてばかりのゲームがおもしろいわけがなかろう
それに害悪ゲーマーへの怨嗟をここやSNSで書いても仕方ねーよなとも確かに思った
害悪ムーブの行為者は、もちろんそいつを特定したうえで運営に報告するのが基本だけど
状況次第では特定が難しいことだってある
そんなときでも、自分の知る限りのことを全部運営に話して全体注意で呼びかけてもらうことも多少なりとも意味はあるのかなとも思った
運営の注意なんか意味ねーよ的なふて腐れマインドに陥ったりしてたが、直接本人に注意が行くことはなくとも
そういう行為の存在を、その日居合わせた全ゲーマーに知らしめることである程度溜飲が下がる部分はあるだろうし、そのほうがトラウマを引きずることも少なく、モチベの低下も防げるのではないかと思います
一番いいのはそういうのを気にせず楽しくやることなんだけどね - 銃のインプレやカスタムレポ、フィールド紹介などを自分が書くことは意味がないと最近は思うようになっていた
そもそも自分がカスタムやインプレなどで可能な限り子細な表記を心がけてたのは、他のブログなどを見ていて
知りたかった肝心な情報が欠落した自己満記事、自分より明らかに国語力が劣ってて基本的な文法すらままならない記事、必要な情報に辿り着くまでに要らなくてつまらないギャグなどを挟みまくるしょうもない記事などに辟易し、特に銃の分解を伴うパーツ取付に難儀しながら情報を探してるときなどは怒りすら覚えたからだった
だが己がブログを見返し、気づけば自分がそうなっていた
そのうえ、界隈には俺など足元にも及ばないリッチでディープな情報をもっと詳細に発信してる人も多くいる
それなりに手間やコストを費やして弊ブログを更新し続け、俺はろくなことを書いていなかった
そんな俺でも唯一自分にしか書けない内容があるとするなら、それは実際にサバゲーをどう遊んだか、そこで何があったのかということだろう
それにもっと勢い重視で短くガーッと書けば重荷にもならんかなとも思った - とはいえ思い詰めたり極端な軍拡軍縮に走ったりするのは大体において寝不足のときなので
サバゲーマー諸兄はマジでよく寝よう 俺との約束だぜ