セロー250にバーライズキット組んでミラーをアンダーマウント化した

【感想】

  • ハンドルを56mmアップ、20mmオフセット(前方へ)させた
  • スロットルワイヤ、ブレーキホース、配線類の長さは純正で問題なし
  • クラッチワイヤはライトクラッチキット噛ませて延長してるため純正で長さが足りるかどうかはわからない(たぶん足りない)
  • バーライズキットなしでライトクラッチキットだけ噛ませたときの、ミートポイントが遠ざかるような違和感がなくなった
    それだけワイヤの張りが出たからだと思われる
  • 100km/h前後では高速シミーの悪化はほとんどなし
  • ハンドルマウントしたアクセサリ類の車体への干渉もなし
  • ミッションインポッシブルのトムクルーズみたいなやる気の出るポジションになった(個人差あり)
    そのぶん腕が疲れやすくなったかも
  • カーブ走行時の影響は良くも悪くもそんなに感じられない、ハンドルが高くなった分のふらつきを前方オフセットによる押さえ込みで封じてるからか(正直わからない)
  • ミラーをアンダーマウント化したことで、伏せ気味に乗ってるときは見易くなった
    ふだん乗りのときは視線の移動が大きいのでおすすめしない
  • ミラーの像は、振動が増えるとややブレる
  • トップブリッジに前方オフセットのバーライズキットを先に付けると鍵穴にわずかに干渉して鍵の抜き差しがしづらくなる
    要改善箇所

 

【経緯等】
認めたくはないが
セローは高速走る時の安定感がうんちなので

  • ローダウンリンク(重心を下げる)
  • ツーリングシート(の着座位置上昇による前傾・前荷重化)
  • パフォーマンスダンパー(車体の振れを止める)

を取り入れてみたが
結局ハンドルぶるぶるでどうにもならん割には
カーブが曲がりにくくなるという弊害が出てきた

やはりノーマルが一番よくできてるということだろうが
ツーリングシートはケツ痛に効くし
ローダウンしてPD入れたのは街乗りでの直安に効いてくれるんじゃないかという信仰みたいなのもある
まあフルノーマルのセロー乗ってないのでわからんのだけど

そんなわけで、これまで入れた部品はとりあえず外さないこととして

  • ツーリングシートの前傾を和らげて楽ポジにする
  • ハンドルマウントの一体型ETCとかのアクセサリを車体に干渉しづらくする
  • かっこよくする

というのを狙ってハンドルアップすることにした
ちなみに、一番の狙いは使い勝手よりもかっこよくすることにあって
オフヘル被ってフリスコスタイルのカタナに乗ってらっしゃる人(有名な方だと思うし多分ググれば一発)を見て
アップハンのバイクええやん、となったからだった
偶然俺も鍔のついたツアラーメットだし、首悪くて前傾のバイクしんどいしで
こんな世界あるのかとちょっと目から鱗だった

 

そんなこんなで、選んだのはZETAのバーライズキット
ちょっと挑戦したい組み合わせとして、今回は30mmアップのものと20mmオフセット・26mmアップのものを組み合わせてみることにした

つまり56mmアップ、20mmオフセット

ユーザーインプレ見るとワイヤ・ハーネス・ホース類ノーマルで30mmアップが限界とのことで
この併用パターン自体がダメでも最低どっちか片方だけならいけると踏んだ

 

とりあえず、組み合わせはこんな感じ

俺のやり直し予定のメモ書きも兼ねて書いとくと
30mmアップのものについてるねじが座金一体型のものに対し、20mmオフセットのライズキットのねじ穴はヘックスねじ用の小さい穴なので
そのままでは逆(オフセットが上)の組み合わせはできなかったりする

セローはハンドルポストと鍵穴の位置が近いので、これで前側にオフセットすると干渉してしまい鍵の抜き差しが困難になる(できなくはないがすげーやりづらい)

30mmアップ側に付属のねじはM8×60mmだった
とにかく、写真の組み合わせは上下を入れ替えないと半端なく使いづらい

 

まず26mmアップ・前へ20mmオフセット
前傾を緩めるんじゃなかったのか、という声もあろうが
それよかかっこいいほうが大事なので
それに後ろへのオフセットだと、続けて30mmアップさせるときにさすがにワイヤ・ホース類に余裕がなくなっちゃうと思う

ちなみに、この写真の時点で座金一体型のねじが入らないこともわかるだろうし
ずらしたバーの隙間からわずかに覗いてる鍵穴と干渉しそうなのもわかると思う

 

次いで30mmアップし固定
なんとかいけた

ここまでやったときに一旦左右にハンドルをフルロックして、ワイヤ類が突っ張ったりしないか見ておく
今回はそのへん問題なし、ただしクラッチワイヤはライトクラッチキット噛ませたぶん余裕出てるので、純正のまま同じことができるかどうかはわからない

 

続いて、ハンドルをアップしステムとの間に余裕ができたので
トラ車みたいなスポーツ感、フリスコカスタムっぽいストリート感を出したくてミラーをアンダーマウントにする

トラ車だとタカツのトライアルミラーをアンダーマウントする例が多いようだが、同ミラーはどうやら名ばかり保安部品っぽい感じなもののようでミラーとしての性能はあまりよくないとのこと

そこで今回は、昔乗ってた車輌を売るときに外してとっといたRALLY690ミラーを選んだ

まあオフローダーの定番ではある
可倒機能を活かして微妙なアジャストができそうなのがよい

これはヤマハ車特有の片っぽ逆ネジみたいなややこしいのではないので、今回はタナックスの10mm正ねじ穴の留め具ふたつでハンドルにつけちゃうことにした

 

ちょっとわかりづらいうえ反対側の写真がないが、フルロックしても当たらない位置を模索するとこうなった
たぶん正規位置のときと左右入れ替えでつけてる

 

元のミラー穴も忘れずにメクラする

ヤマハ車なので右側が逆ねじになります

 

ハンドルマウントした留め具も同じように、天を向いてる逆側のねじ穴をこれで塞いだ方がよさそうではある
これも今後検討しよう

 

できあがったハンドル廻りはこんな感じ

ハンドル握ってても腕とかが映り込まず、かつ左右フルロックでも干渉しない位置となるとこんなん
690ミラーのおかげで調整も容易です

(スクリーンのクソダサいステッカーボムは見なかったことにしといてください、納車時の勢いでやっちゃいましたが私も後悔してます)

 

 

ともあれこれで完成

乗ってみた感じは上述のまとめどおりで、極端に走りづらいこともなくまあ満足してます

ただ鍵の抜き差しのしづらさはいかんともしがたいので、そこだけ改善したら
このセローでやりたかったイジりはひとまず終わりですね

 

セロー250のタイヤをバトルウイングに換えた

【感想】

※新品から推定8年・9000km程度走行したトレールウイングTW-302(ブリヂストン)との比較です

※オフは未走行、今後も走る予定はありませんが気が変わって走ってみて気づいたことがあったりしたら追記します

  • 路面からタイヤを介して伝わる振動やノイズは明らかに減って、快適性が増した
  • カーブで切り込むとき、ブロックタイヤのブロックがぐにょっとなってるからと思われる一瞬車体全体がふらつくようなあの腰砕け感が減って、路面に吸い付くような感覚が生まれた
  • ブレーキも効くようになった
    リアタイヤがロックしづらくなり、またロックしても延々スライドし続けるような感じではなく制動距離が短くなった
  • 100km/h超での高速シミーも、ブロックタイヤのときよりも抑制されてるように思える
    ただこれは路面状況や風向きなどの影響もありそうなので一概にタイヤだけによるものとはいえなさそう
  • 加速が若干良くなった気がするが、たぶん気のせいだと思う
  • 最高速はほとんど変化なし
  • Webikeのインプレであった、ペイントや轍にハンドルを取られる感覚は若干あるがリムの径がそもそもでかくて安定してるのであまり問題はない
    が、表面排水用の縦溝が彫ってある舗装の上ではさすがにハンドルが取られた
    これはブロックタイヤのときにはあまり気にならなかった部分ではあった

 

 

 

【換えた経緯など】

セローといえばオフロード走行だが
俺はセローというバイクが割と気に入っていてああいうところ走って汚したりコカしてぶっ壊したりしたくないのと、あとぼっちライダーなので山遊びしてトラブったら下手したら遭難して死ぬかもしれない、少なくとも誰も助けに来れないだろう、などと考えてしまい
買ってから1年くらいの間にやったオフ遊びらしいことといえば林道を2〜3回走っただけだった

なのでほとんど舗装路しか走らないし、むしろ軽量車体+低速でパンチあるエンジンを活かして
そういうところをモタード的に軽快に走るのが存外に楽しかった
かといって、あれだけキャスターが立ってステムもしゃきしゃき動くバイクを前後17インチのガチモタードにしちゃったら
きっとフラフラ落ち着かないバイクになるんだろうなという気はする
俺は何度かこのブログで書いてるが
ホンダ車的なズバズバ切れ込んでくるハンドリングのバイクは怖くて鬱陶しくて嫌いで
スズキ車みたいに基本まっすぐ走って、荷重移動でどっこいしょと寝かせてやるバイクのが好きだったり

前置きが長くなったが
そうしたなかで新車からタイヤ無交換のまま走行距離が10000kmになろうとしており、そろそろ交換時期かなと思うようになった
とはいえブロックタイヤってブロックめっちゃ出っ張ってるじゃん、あれスリップサインとかあんのかよと思ってバイク屋さんに相談してみた

曰く、

  • ブロックタイヤにもスリップサインあるにはあるんだけど、それが出るまで乗る人はあんまりいない
  • それよりも、タイヤの溝というか谷が深いのでサイン出る前にひび割れるパターンが多い
  • なので交換時期の見極めはロードタイヤより難しいのだが、人によっては7000〜8000kmで換えちゃうのもいる
  • ブロックタイヤが摩耗すると、タイヤの回転方向に対して平行・逆向きに傾斜がつく形でブロックが三角形にすり減る

最後の三角形のくだりはよく意味がわかんなかったのだが、要するにこういうことらしい↓

で、今のタイヤは新車からおそらく8年くらい履いたまんまのやつなので細かいクラックも出てたうえ、ブロック触ってみたところ確かに傾斜がついてた


なので交換すべ、となったが
前述のとおりオフローダーオンロードマンと化してたのでブロックタイヤとかいらねえ、でもF21/R18のオンタイヤなんてあるのかよ、と考えてて
探してみたらそれに近いのはあった

いろいろあるようだが、Webikeのユーザーインプレとか見てもどれもまず「グリップが良い」と書いてあって
接地面の少ないオフタイヤと比べればそりゃ全部そうだろ、としか思わなかったし
そもそもそんなん諸条件が全然違う素人集団のインプレだろとしか思わなくて困惑してたが
いい記事を見つけた

 

dirtbikeplusseto.jp

 

これ見ると、完全オンロードにするならバトルウイング、
オフ性能を若干残すならD604・シラック・ツーテンの中でもツーテンが寿命的に若干有利なようである

なので、これWebikeでも指摘してる人はいたが
結局バトルウイングとツーテンの2択になった

ここで冒頭の言葉が蘇る
セローといえばオフロード走行なので
オフは走らないとはいえ、完全オン仕様にしちゃうのはポテンシャル殺しちゃう気がした

 

と思うじゃん?
ぶっちゃけ俺の中ではツーテン一択だったところ、ふとそういう未練がましさが途端にかっこ悪く思えた
だから潔くバトルウイングにした
それにフラットダートくらいだったらなんだっていけるとも思うので

 

 

結果は上述のとおり、俺の使途にはほぼ完璧に合ってました

オフローダーのF21/R18インチのハンドリングの感じをそのままに、割り切ってオンロード専用にしちゃうならこれでいいと思う

 

セロー250に1000kmくらい乗った

表題のとおりなので感想を述べてみる

あくまで個人の感想です

それに大部分が納車直後の印象と被ってるとも思う

 

youbloomasyou.hateblo.jp

 

  • ブレーキは不足ない効き、と書いた気もしたが普通にアドレス125のほうが効く
    何と比較してそう思ったのかは思い出せないがぶっちゃけプアー
    オフタイヤで接地面が小さいからだろうし、どうしてもロックして滑っちゃうんだよね
    雨の夜でちょっと怖い思いをしたりもしたし、前車が急ブレーキ踏んだりしたときは車間を十分に開けとかないと寿命が縮まる思いするというかした
    そこはセローというよりオフ車全般の宿命ではあると思う
    新車からタイヤ未交換のまま10000kmの大台も見えてきたし、マジでIRCのツーテンあたり導入しようと思う
  • これもどちらかというと接地面の小さいオフタイヤということもあろうが、ステムベアリング? の抵抗が今まで乗ってきたスズキのロードモデルより小さい感じがしてスパスパ切れる
    そして、それにF21インチが合わさるから「切れるのに粘る」というあの独特のハンドリングになるのかもしれない
    だから、モタードみたく舗装路しか乗ってないけどセローでなく本当にXTあたりの前後17インチのモタード買っちゃってたらなんか違うな…となってたと思う
  • とはいえ、オフロード走行できる特性とトレードオフではあるのだがあのブワンブワンなサスはカーブで挙動が安定しづらいし、舗装路でのグリップが心許ないブロックタイヤも相まってガンガンに攻めようとはあまり思えない
    俺のようなビビリには丁度良いのかもしれない
  • 燃費はやはり抜群にいい
    下道をそれなりに飛ばしたりしてもリッター30kmはまず割らないので、スタンド探す頻度が少ないのは本当に精神衛生上よろしい
  • パワーないし回らないエンジンだけど、下のトルクが太いのでストレスなく加速できる感じはいつ乗ってもいい
    レッドまで綺麗に回って速かった後期型GSR400が極低速がスカスカだったのとは対象的
    100km/hまでなら余裕あるのは昔乗ってたVスト250もそうで、あれも同じようにハンドリングの切れと粘りのバランスが絶妙だったりポジションが楽だったりといろいろ共通項があるが、Vストになくてセローにあるのが、低回転からのこの蹴り出されるようなトルク感
    もちろんVストのパラツインも実用に十分なトルクはあるし、振動もほとんどなくてなめらかでフラットできれいに吹け上がってくのだが、言ってしまえばそれだけのエンジンではあった
    回して楽しむタイプではもちろんないし下からの蹴り出され感も希薄で、真の意味で道具然としているというか
    ちなみにこのトルクで蹴り出される感じは社外マフラーに換えると間違いなく薄まる要素なので、高速あまり使わないのならノーマルで乗ってるのがいいと思う
  • 高速使ったロンツーもあまりしなくなった今、セローのあの軽くて小さいところには助けられてる
    GSRの200kg超えの車体をよっこいしょと貸倉庫から出すあの苦労もなくなったし、下道でも気になった場所があれば即Uターンしたりできて、(何かに縛られたくないからバイクに乗ってるのに)バイクに行動を縛られる、ということが少ないのが気に入っている
  • 切れるのに粘るハンドリング、すなわち軽快でありつつ荷重移動で車体を寝かす楽しみもあるのがセローのハンドリングの美点だが、下道でそれを最大限味わうなら余計なカスタムを一切しないことだと思う
    ハンドル高さそのままで風防装着、ローダウン+ハイシートによる低重心・前荷重アップ化に加えPDでボディを固めたところ、高速カーブで意外と車体が寝ずにちょっと焦るような場面があったが、その割には100km/h超の速度域での不安定さはそのままだったりする
  • ファンライド性と実用性が共存してるのは良いバイク、というのが持論としてあるが、1000km乗った今でもセローへのその印象は変わらない
    扱い易く維持費も安価で、かつ低速だけならパワフルで速くハンドリングも楽しい
    俺の尊敬するインプレブロガーが「バイクにエキサイトメントは必要」と仰ってたのだが、牧歌的な林道トコトコバイクと思われたセローにも間違いなくそれはある
    高速域での何やっても消えない不安定感など、これが最高のバイクとまで言うつもりはないが、自分自身の心境の変化もあり、「これでいい」と今はかなり思えている(いろんなバイクで過去何度も思ったことではあるが)
    まあ買い換える気はおきません
    「バイクでできることの9割はセローでできる」「セローに慣れると他のバイクに乗れなくなる」はやはり真実と言わざるを得ませんでした

 

F2PLANTいった

多忙のうえ災難続きでサバゲーにはしばらく行けず、ようやく暇ができたのと欲求が高まってたので思い立っていくことにした
まあ独身男性の休日なんてだいたいこんなものである
これで11回目

 

今回いったのはF2PLANT(栃木県栃木市藤岡町

www.f2plant.com

 

廃工場跡地をそのまま転用したフィールドらしく外見は完全に下町の工場地なので、慣れてないと見落とすかもしれない(カーナビで付近まで来ても判りづらく、今回は師匠を車の脇にのっけてたので見落とさずに済んだ)
屋内型フィールドの常なのか、参加費は4500円/日とちょっとお高め
昼食はほっともっとへ注文することができ、いくつかメニューがあるがどれも一律500円
セーフティエリアはまずまずの広さで、テーブルにはコンセントもあり電動ガンの充電もできる
フィールド内にいくつかある監視カメラの映像がセーフティエリア中央の大型モニタで映し出され、ゲームしてなくても臨場感があるかも
スタッフの案内も拡声器ではなくきちんとした音響設備を介して行われるので聴き取りやすかったし、ゲーム開始前の集合地点でおさらいもしてくれる
初参加者は開始前のレギュ説明の後でフィールド内の案内もしてくれる、というか案内参加が義務づけられている
トイレも元工場事務所だったのかきちんと水洗だし中も綺麗だった
更衣室もあり、アメニティは良好な部類だと思う(物販は弾やガスなど必要最小限のものしかない感じではあったが)

全戦セミオートのみ、使えるBB弾の重量は0.20gのみ、1試合300発まで持ち込み可の制限付き

フィールド運営者のサイドビジネス車屋でもやってるのか、なぜか中にはベンツとかの外車が並んでたりセーフティエリア脇で作業員がタイヤチェンジャーを使ったりしてた
仕切りネットを介してどれもフィールド外に停めてあるが、万一弾が当たったりしたらどうするんだろうと他人事ながらちょっと気になってしまった

 

半屋内・半屋外でちょっと狭隘な感じのフィールドであり、野戦というほど広くもないしガチのCQBをやる場面も極端に多くはないのだが
ここの一番の特徴は、なんといっても隙間撃ちがOKなところにある
大概のフィールドで禁止としている行為をOKとすることには特有のデメリット(後述)もあるにはあるのだが、身を隠して一方的に狙い撃てるのが斬新だった
相手の虚を突いてヒットを取りやすいルールではあるし、隠れて作戦の打ち合わせをしていた相手たちを隙間狙いでバンバン撃ちまくって妨害したりといったいやらしいプレイングを取ったりもできる

さらに、ここでのプレイに慣れた人は遮蔽物の隙間から敵の足を狙い撃つこともある
というのも、遮蔽物として大量に設置されているコンテナ(箱型の鉄の枠にスレート瓦か壁材のサイディングみたいなものがびっしり収まっている)は四隅の脚のみで支えられて完全に接地しておらず、足元に20cmくらいの隙間がある
熟練者はそれこそ地面に這いつくばるのに近い形で足を撃ってくる
余談だが、この足狙いの光景をフィールドのカメラマンはよく撮影するらしい

あと、ここ独自の変則マッチで印象に残ったものにカウンターカチカチ戦というのがあった
これは自チームと相手チームそれぞれの集合場所の間あたりに赤・黄のカウンターが1つずつ並べて置いてあるもので、制限時間内にカウンターを多く押したチームの勝ちというもの
復活無制限、カウンター押している間は無敵
つまりこれ、速攻でカウンター押しに行った側がまちがいなく優位になる
なので復活地点に銃を置き去りにして、なんと本当に丸腰でカウンターを狙いに行く人とかいた(体力のある若いやつがやるべき、と同チームの知り合いにそれやらされてた若手がちょっとだけ不憫ではあった)
雰囲気作りのために廃材なんかもゴロゴロしてて危ないだろうにようやるよな…と思いながら彼の援護をしたりして、終わってみたら押下回数2000回 vs. 0回みたいな圧倒的大差で勝ったりした
勝つにしても負けるにしても、どうせならこういうギャグみたいな大差がついてほしいものである
楽しいので

 

で、遊んでみた感想なのだが
ここ特有のルールに乗って一方的にヒットを取れるということは、すなわち同じことをされるということであり
どこから飛んできたかわからない弾に当たって死ぬことが凄く多かった
端から隙間を介して撃ってくる、どこにいるかわからない敵を探すのに無防備になりがちで、しかも隠れていてもやはり隙間から撃たれることがある
もしかすると森林系のフィールドで迷彩着込んだ人たちが相手でもそんな感じになるのかもだが、野戦よりも交戦距離が近いのでここのほうがこうした「気づいたら死んだ」パターンが多そうではある

そのうえフィールド自体の構造もコンベアやタンク、粉体材料のホッパみたいな工場設備がそのまま残置されてるだけに複雑で、なかなかルートを覚えづらかった
ここは基本的にフィールド全面使用可だが、半屋外ゆえに降雨等で一時的に一部使用不能になることがあり
そこで構造を熟知していないとその立入禁止区域を知らずに通ってしまうことがある
俺の今回最大のやらかしが実はそれで、相手チームの人間に注意されて気づく有様だった

さらに、ヒット取られて退場しようにも意外と開かれている射線に不用意に入ってしまったりもしてしまったし、もっと言うと、サバパーみたいにフィールド外周がまるごとデッドウォークになってるわけではなく、一時セーフティと呼ばれるどこにも出られない安全箇所で試合が終わるまで待つだけの場面とかもあったりした

 

総合すると、凄く常連有利なフィールドなんだろうなという印象が強かった
上述の通り全ては俺の未熟さゆえで相手やフィールドを責めるのはお門違いなので、最終的にはうまく遊べない自分自身にストレスを感じる場面が多かった
同行した師匠もコンクリの床にマガジンを落とした際にリップを折損してしまい、折からの物流停滞の影響なのか予備品も準備できず、微妙な空気となったため結局ラストゲームを残して切り上げることにした
自宅から片道100km以上ありおいそれと通える距離でもないし、ここの常連になって地の利を活かせるようになるまでにはこうした気分を何度も味わうのかな、と思うと正直しばらくはいいやとなっちゃった
どちらかというと勢い任せにいきたい俺と、慎重なクリアリングが求められる(危険箇所が多くそうせざるを得ない面もある)F2プラントの相性がそもそもよくなかったのだと思う

 

 

……とまあ悪く書き過ぎてしまったが、実は多大な収穫もあった
それは、俺が最も好きなM14をもっと活用できる自信がついたことだった

 

ある時覚醒した俺は、色々な銃に浮気したことを反省して改めてM14で戦ってこうと思って
今回がその後初めてのゲームだった

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これでライフルもピストルもソーコムの名を冠したものとなった
便所掃除とかでいいので俺もソーコムで働いてみたいものである


話を戻すと、VSRオーナー達のムーブやこれまでに色々な人から教わったCQB技術などを見よう見まねで取り入れてみたところ、F2プラントくらいの規模のフィールドであればM14は十分運用できそうなのがわかった
もちろん野戦とのマッチングは最適な銃だし、セミ限定戦で多弾マガジンを使わない運用も今回やってみてできたので、サイドアームのソーコムピストルとの組み合わせでどこへでも行けそうな気が今はしている
命中精度についてはライフルとピストルでは比べるべくもないが、ライフル程の精度が求められず、それよりもハンドリングが重視されるようなフィールド、すなわちBLKFOXやAREA41みたいなガチCQBのフィールドでソーコムピストルを運用する形にしようと思う
もしくはM14の持病といわれるタペット折れが万一フィールドで生じた場合の予備として

 

もちろん、これまでに使ったAKやMP5やストライクウォーリアも好きで選んだ銃だし、気分を変えて遊びたい時も絶対くるはずなのでこれらを手放すつもりはさらさらないが
あっちこっち回り道した銃選びにようやく決着がついたことを実感できたのが、今回F2プラントで遊んだ一番の収穫だった

 


以下メモ

  • もしかすると、弾速のチェックがザルなんじゃないかと思うことがあった
    というのも、M14はもちろんきちんと測ったのだが、ソーコムピストルに関してはチェックせず「改造とかしてますか?」と聞かれただけだった
    せいぜい内部部品の摺動部に注油しただけでどノーマルなので『してないです』と正直に答えたところ、「じゃあOKです」とのことだった
    つまり、少なくともガスハンドガンについては自己申告のみでチェックをパスできるということになる
    どうしてそういうチェック体制にしたのか疑問ではあるし、高圧ガス充填とかの違法改造があったとしたらどうやって見破るんだろう?
    夏場のソーコムピストルは初速もオーバーしがちという話も聞くしな
    (追記)
    ノーマルガスハンドガンの初速は自己申告でOKというの、他のフィールドでも実際にあった
    思えばガスブロにHf134aとか以上の高圧ガスを充填したら下手したらスライドが壊れて吹っ飛ぶだろうし、それでなくても一般流通してるガスバルブでそうした高圧に耐えられるのかどうかも疑問
    というかそんなことに対応できる品を売ったら普通に銃刀法違反の幇助になるのでは
    ガキの頃にデジコンのターゲットとかが流通してた世代なので、電動よりもむしろガスガンこそやべーのではという固定観念がどうしてもあったのだが、きっと先人達の努力によって業界がクリーンになってきたことの証左なのだろう
    いいことだと思う
  • ソーコムピストルはホップがむちゃくちゃ効いて、0.2gだとほぼゼロホップにしないと真っ直ぐ飛ばないのがわかった
    思えば買ってから一度もホップ調整してなくて、シューティングレンジで試射して30mあたりでスーッと天を目指して飛んでいったのには驚いた
  • サバゲーは確かに楽しいのだが、無理に1日オールにしたり月あたりとかの回数増やしてやらなくてもいいのかなとも思った
    というのも、疲れてくる→ラフプレーになる→不意にヒットとられた際のストレスが増える→心労がたまりさらに疲れる の悪循環に陥りがちなので
    どこかのフィールドでも言ってたが所詮はサバゲーである
    だから楽しさを分け合うことを最優先にすべきだと思うし、楽しいままで終わりにしちゃうのも全然ありだと思う
    (余談だが、どこかから漏れ聞こえてきた会話で、別のフィールドで初対面なのにタメ語で話しかけてきた馴れ馴れしいプレーヤーに装備まで否定されて頭にきたので(犯罪まがいの手段で)報復してやったというのを嬉々として話している声にうげぇーとなった。心の余裕と気配りがないとサバゲーが野蛮でつまらないものになる証拠だし、今回の俺も半ばそういう状態に陥ってたような気がして反省した。この記事を書いている今は、大きな問題に発展しなくてよかったとすら思う)
  • (あくまで銃刀法の範疇で)高いほどいいような風潮がある初速は、逆に高すぎても使いづらいのかなと思った
    手持ちの銃だとAKは次世代ゆえに初速が高く、弾が本当に飛んでるのか目視できないほどな時がある
    よくない癖ではあるのだが、やはり弾道でのエイムに頼らざるを得ない場面がないわけではないので
  • 「実重量装備布教委員会(うろ覚え)」を自称する装備マニアのプレーヤーがいらしてて、大量のマガジンや無線機・ヘッドホンなどを満載して実際の装備の重さを再現したプレキャリを試着させてくれた
    多分だが7〜8kgくらいあったんじゃなかろうか、マジでこんなん着てゲームになるのかという重さで(実際、ダッシュからの停止が難しいということも仰ってた)、装備の簡素化にこだわってた俺としては真似しようとはあまり思わなかったのも事実なのだが
    彼の「これでサバゲーして半年で7kg痩せましたよ!」の言葉にぐらっときてしまった
    ゲームの頻度にもよろうが、すごく痩躯の方だったのでもしかしたら本当に効くのかもしれない
    そうだよそういや俺サバゲーは減量目的で始めたんだったよ、そこが最も大事なことじゃんか
    ちなみに海外の警察官とか、本職の方でもこのプレキャリの下はアディダスのジャージというパターンもあるらしいので、サバゲージャージマンの俺でもいけそうな雰囲気を彼はトークで醸しててくれてた
  • 今回のゲームで装備の迷いがあらかた消えたので、後欲しい銃は本当にWE-techのM14だけになった
    それなりに値の張る銃なので今すぐではなく、いつか達成する目標として掲げてる面はある
    しかし「バイク買うよりは全然安いでしょ!」と、同じくバイク乗りの師匠は言ってた
    マジで俺を沼に突き落とさんという明確な意思を感じた
  • 師匠の会社のテレワーク体制が解け、業務中に暇な時はAmazonを眺めるようになりいろんなものを買ってしまい困ってるみたいな話を彼はしていた
    気持ちは解る、俺も使いもしないうえ性能とは全く関係ないのにフラッシュハイダーとか無駄に買ったりしてたし
    ガス圧のグレネードが今は欲しいと彼は話してて、かくいう俺も同席したプレーヤーが使ってたガスブロのイングラムがちょっといいなと思ってしまった
    買う見込みは今のところないにせよ、人間の底知れぬ欲深さを感じた
  • 昼飯に頼んだからあげ弁当は、特にそう頼んだわけでもないのになぜか大盛りになってた
    師匠も俺と同じく減量目的でゲームを始めたそうだが、それにしたって注文した鶏そぼろ弁当があまりにも小さいとしょんぼりしてた
    俺の弁当との対比がその気持ちを加速させた面もきっとあっただろう
    そんな師匠につい乗せられてしまい、ゲーム後はふたりで洋食屋で多量注文してすげー盛り上がってしまった
    その時の俺らの頭の中に「減量」の二文字はなかった
    正しく生の充足感に満ち満ちた時であった
    これこそが青春だった
    やはりサバゲーで痩せるには、犀の角の如くただ一人サバゲー道を歩まねばならないのかもしれない
    https://tabelog.com/gunma/A1002/A100204/10004057/

 

IQOS ILUMA買った

常喫してるハイライトメンソールは、ラム着香とメンソールの重層的な味が好きなのだが
とにかく気管が痛くなるし紙巻きなので臭い
IQOSは割と気管に優しめで臭いも残らないがアレに慣れちゃうと紙巻き煙草が吸えなくなる、というのを方々で聞いて
まあ紙巻きは卒業しちゃってもいいかと思って導入してみた

 

昔のIQOSはボタン操作が煩雑だったり、加熱ブレードの折損を始めとしてぶっ壊れやすい印象が拭えなかったところ
もうブレード内蔵のモデルは終売の方向にあるらしい
ブレードレスで清掃不要、というキャッチに惹かれて新しいILUMAのほうにしてみた

  • IQOSなので結局ブレードで加熱するのは変わらないのだが、TEREA(テリア)という専用カートリッジにはブレードが内蔵されており、これが本体側のブレードレスの秘密らしい
  • 黒っぽいパッケージのメンソールフレーバーにしてみた
    火を点けないと、20歳の頃に初めて吸った煙草であるマルボロのブラメンを彷彿とさせる匂いがした
  • とにかく操作がシンプル化されててびっくりした
    ケースから出す→ブレード折れの心配なくカートリッジをねじ込む(初期IQOSにあったホルダーの引き出し動作がいらない)→予熱が済むまで待つ(20秒)→バイブでお知らせ→吸う というの
    余計な動作がほぼなく、これは手軽で良い
  • 過去には10本連続で吸えるモデルとかもあったそうなので、連続2本までという制約は正直どうなのと思ったが
    よほどのヘビースモーカーでない限りこれで十分
    ちなみに俺の場合、ハイライトメンソールで1日10本程度といったところ
  • メンソールの清涼感や喉へのキックも担保されており、煙草を吸っているという感覚は間違いなくあるが
    味自体はIQOS味としかいえない特有のもので、タバコ葉自体の風味を味わうには不向きかもしれない
    強いて挙げれば、ラッキーストライクのパンみたいなあの風味が近いかもしれない
    割り切って肺喫煙のみに特化してる感じ
  • 燃え尽きにくいアメスピとかに慣れた人だと、1回10吸いちょいで終わるのが物足りないかも
    ハイライトメンソールは割と燃焼が早めなので俺はそれほど気にならなかった
  • IQOSに慣れると紙巻き煙草が吸えなくなるというのは、果たして本当だった
    びっくりするくらい紙の味しかしなくなるので
    しかも吸った後気持ち悪くなる
    初代IQOSも吸ってた時期があったのだが、その時はここまで紙巻きが不味くなることはなかった
    クールスモーキングでハッキリと判るほどだったハイライトのラム着香すら全然判らなくなった
    禁煙補助薬(服用したことはないが)みたいに、紙巻きを不味く感じさせる成分でも入ってるんじゃないのかと疑うくらい
    ちなみに一晩寝て味覚がリセットされるとそれほど気にならなくなる
  • ガンガン吸いまくるとやはり気管は痛くなるし身体がだるくなる

 

 

 

ところで、自分が煙草を、それも幼少の頃父が吸ってて臭くて煙たくて辟易すらしてたあの煙草を
吸い始めたきっかけを思い出した

 

 

当時の俺は、大学に友人らしい友人もほとんどおらず
いろいろあり女児アニメのオタクになっていた

あれは親子連れに混じってひとりで初めてプリキュアの映画(オールスターズの1作め)を観た後
ああ俺はいい歳して嫁も娘もおらずなにやってんだろ…と打ちひしがれてたところ
帰り道にショッピングモールの煙草屋が目に入った
ブルージーな気分に煙草が合いそうな気がしたからというのがきっかけだったし、ブラメンにしたのもパッケージがプリキュア5のダークミントみたいでかっこいいと思ったからだった
今みたく大きなお友達が堂々と楽しめる雰囲気もそんなになかった頃だったし、当時このことを話したらアニオタの後輩に引かれたりすらした
地方の映画館ではまだ券売機も珍しい頃で、売り子のお姉さんに「プリキュア、大人一枚」とか言ったりして

映画自体は楽しかったと記憶してるが
言葉にしづらい感情で駅までの暗い帰り道で吸ったブラメンの味はよく覚えてる

 

その後、初のオールナイトイベのチケット争奪戦に僅差で敗れたり(あの時、俺の目の前で争奪戦を制したオタクがfamiポートの前でうなだれる俺を一瞥したあの勝ち誇ったツラを思い出すたび未だにぶん殴りたい衝動にかられる)、無印DVDBOXの発売記念イベが東日本大震災の影響で中止になったりして
次第にプリキュアから心が離れていったのだが

 

気づいたら再び舞い戻っていた
(その後もいろいろあり、ただ金を突っ込んだりグッズなどを追い求めるだけではオタクの幸福は得られないだろうという思いはあの頃から一貫している)
今はヒーリングっどプリキュアを再放送で追体験してるがあれマジで面白いね
生きることそれ自体がはらむ危うさや、生きている者同士の間に必ずあるギャップを常に意識して、それでも互いによりよい生を目指して妥協点を絶え間なく模索し続けていく感じが
花火大会を目の当たりにしたアスミのあの、ともすれば自らを傷つけすらするだろう世界にピュアに驚くああいう姿が
アニメを観て楽しいと思うオタクの幸福と相似形に思えて

 

クソほど脱糞、いや脱線したが話を戻すと
このように、開き直った今となってはかわいい話だし
自分自身や喫煙環境をとりまく時代の変化をILUMAから感じたりした
でヤニ臭くないし口当たりが軽いので1日あたりの本数はみるみる増えていった

 

やっぱり煙草なんか吸うもんじゃない

 

弾速計買った

GWもある5月だというのに、サバゲーには結局行けずじまいだった
残業したり土日もなく働くことになった業務繁忙が主な理由だが、コロナワクチンで熱39度も出たり職場のアレな上司と揉めたり解決したはずのクレームが輪をかけて再燃したり車をぶつけられたりと、まあ散々な目に遭った

そんな感じで
エアガン的なエッセンスに触れたいと思ったのと、あとは銃のコンディションを把握するうえで役立つかもというゲーマーの嗜みみたいな面もあろうかと思い
弾速計買ってみた

 

とりあえずAmazonで一番安いやつにした(5000円くらい)
たぶんこれで十分でしょ

 

ちょっと混乱するバッテリーボックスの中だが、電池の向きは刻印に従うのが正解
カメラの三脚とかがつきそうな雌ねじの山もある

 

100均で売ってたちっさいごみ箱に、これまた100均で売ってた雑巾を敷き詰めて
弾が抜けた後のバリアにする

 

早速マルイのソーコムで試射したが、エアコキ以下っぽい遅さの初速だった
この銃のポテンシャルからしてありえないことだしまさかの初期不良かと、本当に理由がわからなかったのだが、はたと思い至ったことがあった

 

じつは静音目的で、ハンマーの打撃面の表面にラバー(t=1 mm)を貼ってた
どうやらこれがつっかえになってて、バルブの打撃量が十分とれてないようだった

なのでひっぺがして再測定をしたところ、室温24度程度でソーコムらしいまあまあの初速がでた

ラバーはもっと薄くしたりスライド側に貼ったりすればまた違うのだろうけど、元々サプレッサーつけるだけで十分静かなのもあり
細かい検証はめんどくさいのでやらないことにした

 

ちなみにサプはつけても初速にほぼ影響しないこともわかった

それに、バレルクリーニングをするとそれだけで初速が4〜5 m/s改善することもあるというのも聞いたので
そのうちサバゲーでギタギタに遊びまくって薄汚れた銃で試してみたい
まずは仕事終わらせて時間作るとこからだね

 

セロー250にいろいろオプションをつけた(まとめ)

※随時更新

 

 

  • GSR400に加えてセローを増車してみたところ、突出した部分はないもののあの高次元のちょうどよさがマジでちょうどよかった
  • 直4は飽きたわけじゃなくむしろ全然飽きないし大好きだが、でももうかなり堪能した思いがある(水冷GSX-R系のエンジンを1000、750、600、400とひととおり乗った)
  • 故あってバイク以外の生活環境が激変しそうなのでお金を節約したい
  • 見栄の塊みたいな集団ツーリングは一切やりたくなくなってきてソロツーだけでいきたいので大きなバイクが不要になってきた
  • バイクに限らず、あれもこれもと何かに手を伸ばすのに疲れてきた

そんな理由があり、ちょっと惜しいのですがGSRは売ることにしました
セローだけでいくとして、俺は山とかをほとんどやらないためオンロード性能とコンフォート重視でいろいろ部品をつけてみた

以下感想など(個人の感想です)

 

  • ワイズギア ミニスクリーン
    中古購入時からついてた
    ちっさいけど防風性能いい
    というかこれがない状態で高速走りたくない
    機能的にはツーセロのアドベンチャースクリーンのほうがもっといいのだろうけど、あのやりすぎ感のある見た目が好きになれなかった
    個人の好みの問題でしかないが、そこまでオンロードのコンフォート性に振るのであれば素直にVストあたりいったほうがいいような気もする
  • ヤマハ純正 ナックルガード
    中古購入時からついてたが、何にどのくらい効くのかはわかんない
    たぶん山とかで枝や草木が指にバシバシ当たるような環境じゃないと恩恵が感じられない部品
  • アンダーガード(メーカー不明)
    中古購入時からついてた
    山行かないので、まあないよりはあったほうがいいよね程度の部品
  • リアキャリア(メーカー不明、たぶんワイズギア)
    中古購入時からついてた
    写真見る限り元々XT250X用っぽい
    キャンツーとかしないし何かあった時に最低限物を積める機能があればいいので、荷台をぎゅっと絞って異物感を最小限に留めたあのデザインがいい
    グラブバーの機能を殺してないのもいい
  • ローダウンリンク(メーカー不明、下がり幅不明)
    中古購入時からついてた
    車高を下げるのは直進安定性に効くので純正戻しは考えてない(尻下がりのオフ車はちょっとかっこわるいけどね)
    引き換えにハンドリングの軽快感みたいなものは純正比で損なわれた感じだが、これまでには曲げにくいスズキ車ばかり乗ってた(というかホンダ車みたいに勝手にハンドルが切れ込んでくるバイクがそもそも嫌い)のと、車体が元々軽量コンパクトでローダウンさせてもそれなりにハンドル軽く切れるバイクなので違和感もなく問題なし
  • SP忠男 パワーボックス エキパイ+マフラー(ステン+カーボン)
    セロー乗りの定番マフラーのひとつ
    メーカーが謳うところの「最も効果が出る組み合わせ」としてエキパイだけでなくサイレンサーまで替えてみた
    まず音については、低音が強調されて音量も増えるものの極端に爆音にはならない
    真夜中や明け方の住宅密集地ではちょっと気を遣うかなといった程度でまあ上品かな
    高速道路で全開にしてみた感じでは最高速は変化なく、多分数字的な影響はほとんどないんだろうけど、エンジンを高回転まで回す際の過渡特性がかなり変化する
    アクセルを開けたとき、振動一発一発の衝撃の角が取れてエンジンのフリクションが減ったように変化し、そこまで回してる印象ないのに気づくと速度がのってる
    エンジンの唸りが減ってあまり回してる感がなくなり、ノーマルマフラーの時と同じ唸りを感じるまでアクセル開の時間が増えるためか、各ギアが受け持つ速度の守備範囲が5〜10km/hくらい上乗せされたような感じ(もちろん体感的にそう感じるだけで、実際はレブリミットが上がったとかそういうのはない)
    減速時のエンジンブレーキのかかりもマイルドになる
    このことから、排気量が上がったように感じるというユーザーインプレも見たが当たらずとも遠からずといったところ
    個人的には近年のスズキのシングルみたいなスムーズさが出たと思ってて、同じスピードを出すまでにアクセルを開ける時間が短くなったためにそうしたスープアップ感が出るのかなと思った
    ウリのひとつであるサイレンサーの軽量さは、純正と持ち比べると明らか
    けど、ことツーリングユースでは軽くすることが必ずしも正しいとは限らないのと、後はハンドル高さをそのままにハイシート入れて前荷重が増えたためかハンドリングは却って落ち着いたので、その恩恵はあまり感じられなかった
    リアタイヤをケツでステアさせるときに気持ち軽やかになったくらいかも
    ちなみに、セローのウリのひとつである極低速の分厚いトルクはこのマフラーでほんの少しだがスポイルされる感じはしたので(具体的には半クラの発進が若干、ほんの若干だがやりづらくなる)、スムーズ感が出る=アクセルオン時の蹴り出され感が減ることも含め、下道オンリー派や林道メイン派であまり飛ばさないような人は純正から無理に替える必要もないと思う
    ボアアップしたわけでもないのに”全域で”パワーが上がるというのがそもそもありえないわけで、最初こそ雑誌屋とかパーツメーカー信者の作為を感じてはいたが、少なくとも俺みたいに割と回して乗るタイプの人間には恩恵は十分あった
    それに純正の鉄エキパイは腐りやすいので、そのリプレースメントという意味でも重宝する
  • ヤマハ パフォーマンスダンパー
    パワーボックスと並びセロー乗りの間では装着率の高い後付け部品と思われる
    が、かけたお金なりの変化があったのかは正直わからないし、思い込みの領域な気もしないでもない
    つける前よりはまっすぐ走るようにはなった気はしたんだが、それは同時に曲げにくくなることでもあり、とりわけ下道を走るときに生じるその曲がりづらさのほうが印象として立ち上がってきた気がした(腰で曲げてくという意味ではバイクらしくはあるが)
    少なくとも純正状態の軽く、やわらかいステアリングの感じではなくなるかな
    ちなみにこれつけてても100km/h以上の高速域ではやっぱり8の字にハンドルはふれます
    ステダンをつけたわけではないのだし当然といえば当然ではある
    俺はほとんどオンロードしか走らないし直進で安定したほうがいいので導入に至ったが、オフメインの人にとってこの手のボディを固めるオプションがどう効くのかはわからないし、ぶっちゃけいらないと思う
    想像だがあのフニャンとした感じがなくなると悪路では却って路面に追従しなくなっちゃうような気がする
    その人がセローをどう使うかによっては、正直なくてもいい部品
  • キタコ ライトクラッチキット
    前車のGSRから移植
    つけたなりにクラッチレバーは軽くなるのだが、それよりもタッチが変わって気持ち悪いので(どういう理屈かわからないのだが、レバーのミートポイントが遠くて狭くなり扱いづらくなった)そのうち元に戻す予定
    →バーライズキット組んだらワイヤの張りが出ていい感じになったのでそのまま
  • ブリヂストン バトルウイング
    純正のブロックタイヤから交換
    快適性、コーナリング性能、ブレーキ性能のいずれも向上するのでオフロード走行を完全に切り捨てられる人にはおすすめのタイヤ
  • ラフアンドロード RALLY690ミラー
    トラ車の定番として、タカツのトライアルミラーを下向きに取り付けるというのがあるそうだが
    同ミラーは競技での破損上等な製品のためか、品質そのものはよくない(像がブレブレでそもそもミラーとして機能しないことが多い)とのこと
    そこで、かつて別の車両につけてた690ミラーを汎用品のクランプで下向きにハンドルマウントしてみた
    ちょっとトラ車やストリートバイクっぽい雰囲気が出る以上のメリットはないが、伏せて乗るときにはふつうのミラーより後方確認がしやすいかな
  • ZETA  ハンドルバーライズキット
    高速で直進を安定させるというこれまでの試行と矛盾するようだけど、多分セローの高速シミーは何やっても消えないと思う
    アップし、かつ前方オフセットとしてみたところちょっとやる気の出るポジションになったのでまあまあ気に入っている
    が、大半のハンドルアップの目的だろう楽なポジションになったかと言われると微妙(腕が上がりっぱなしになるので疲れる気がする、なので純正のポジションってよくできてる)
  • その他ユーティリティ関係
    ETC、USB電源、スマホホルダ、ヘルメットロックワイヤなど

 

(つけたけど外したもの)

  • ワイズギア ツーリングシート
    ロンツー派には必須のアイテム
    純正シートだと、特に俺のようなデブが乗ると即ぺちゃんこになって尻の負荷が割とかかるところ、純正+3cmの肉厚と硬めのクッションで、跨った瞬間尻の負荷が少ないのがわかるし膝も伸びるようになってラク
    セローって結構膝が曲がって疲れの原因になるので
    当然、相対的にハンドル高さは下がってほんのちょっと前傾になるので、どうしても高速域では落ち着かないハンドリングが多少しっかりした(とはいえ多少ではあるし高速域でのふらふらは基本そのまま、そしてしっかりしたそのぶん下道みたいな低速域でのひらひら感は減る、つまり曲げにくくなる)
    ローダウン+ハイシートという珍妙な組み合わせだが遠乗りで疲れない方が重要なのでOK
    M6のねじ2本で留まってるので、定番のカスタムとして蝶ねじ(15mm)に換えちゃう人もけっこういるみたいだが防犯面という意味ではどうなんだろう、やってないがまあ便利そうではある
    それはそうとあの定価で非防水なのはありえない
    →バーライズキット組んで、ストリート感のあるとにかくハンドルの高いバイクにしたかったのでノーマルに戻した
    遠乗りしたい時など、気分で付け替えるアイテム

 

(メモ)以下は気になってる部品、場合によってはそのうちつけるかも

  • スピードテック フェンダーレスキット
    SSに乗ってた時期が長かったので デカいリアフェンダー=ダサい という感覚がどうしてもあり
    '18以降のモデルみたいなエンデューロレーサー風の尖ったテールカウルと合わせてスッキリさせたいと思ってる
    …が、ローダウン+デブ乗車で相当尻下がりになってるので、最低でも車高を純正戻しにしないと付けてもそこまでかっこいいとは思えない気もする
    多分やらない
  • スピードテック ハイフロープレート
    吸気量を増やしてパワーアップするそう
    ただ経験的に、吸気量を上げてピークパワーを上げるとそのぶん下のトルクが犠牲になるのがわかっているので
    マフラーも換えちゃった以上、セローのおもしろい部分をそこまでスポイルして上の伸びをとる必要あるのかという気がする
    まずエアクリのメクラ蓋取って走ってみて、その状態が良ければ入れてみようと思う
  • エアインダクションシステム(AIS)のキャンセル
    排気ガスの中にあり結局燃えなかった燃料をエンジンに戻すパイプをとっぱらってメクラするというもの
    社外の抜けの良いリプレースマフラーから出るアフターファイヤの消炎のほか、エンブレマイルド化、回転スムーズ化、低速トルク強化といろいろ影響あるらしいが正直眉唾ものではある
    SP忠男のマフラーが優秀でアフターファイヤが出てる感じは全くないので、ちょっとだけ興味あるがまあこれもやらないと思う
  • デイトナ VELONA 電気式タコメーター
    高速走行時など、高回転を常用する場面で回転数管理ができたら便利かなと思ってたり
    ただまあFI車だしリミッターもあると思うので、基本はなくてOKなファッションアイテム