こないだうちのエアコキガバに漢ばね入れて
0.25gで初速が70近くまで出てびっくりした
さらに、電動ガンでは定番だがピストン内部にシリコングリス塗って気密を高めるといいらしい、と聞いたのでなるほどと思い
とりあえずマルイのグリス買ってやってみることにした
(青いラベルが目印、赤いのはメカボのギアとかに塗るやつ)
ピストン内側とヘッド側面に塗る
薄く塗る、というのがどの程度なのかはわからないがムラのないように塗る
そして組み込み試射
ええー!!
初速落ちてる
嘘だろと思いグリス塗り直したり、ピストン内部をエタノールで脱脂したり中性洗剤で洗ったりして再トライ
洗った後あえてグリスを塗らずにいったがこんなもん
ばね交換直後のあの初速には若干及ばず
そしてテストで数十発撃ちまくってるうちに
異常な数字なのでシリンダー開けてみる
(この時点で発射音がカラ撃ちっぽくなっていた)
ピストンヘッドがけばけばしたり、シリンダー内部に削れくずがついてた
これはいかん
清掃して再度グリスアップするも
だめでした
この状態で使えなくもないんだが、強いばね組んでるのにノーマルと大して変わらないのでは
銃に負荷を掛けるだけで意味がない
例えばエンジンオイルの役割に潤滑・冷却・防錆・洗浄、そして密封とあるように
グリスでシールするというのは確かに理には適ってるし
摺動面の保護をしないと先のピストンヘッドみたくバリバリになっちゃうのもあるが
今回の理由を突き詰めると、それだけで寝れなくなりそうなので
これ以上の詮索はまた気が向いたらやろうと思う
というかグリスアップで初速アップ、という記事はやたら見るのだが
そのほとんどが電動ガンに対してのものだった
どうやらエアコキにピストングリスアップは過ぎたる行為のようで、今回の失敗の後に改めて調べてみたら、やはり否定的な意見こそあれ、見た限り肯定論はなかった
また少なくとも、グリスアップに必要なグリスの量はほんとに少量でよいのは確かで
それこそポテトチップス食べた手でゲームのコントローラ触ったとき(汚らしい表現)とかみたいに、パーツに油のつやがのる程度でいいのだと思う
ただまあ、再グリスアップ後にこの初速で安定してきてるので
この際本当に壊れるまでこいつと付き合ってやろう