MP5K HCを手に入れた - チラシの裏

メルカリは魔窟

昔から大好きだったM14、オプションパーツの合わせで俺好みに変貌したAKストームときて長モノ選びは正直満足してたし
ましてやM14党としてずっと気になってたWE-techの、リアルウッドのストックがついたガスブロ（お値段10万）も、今の俺では本当にただのオブジェにしてしまいそうな気がして当面長モノは買うつもりはなかった

が、使わないエアガン売ろうとしてメルカリ始めたところ見つけたのでいってみた
サバゲー始めた頃から、いや、孤独な鉄砲オタクだった中学の頃からM14同様、ずっと気にはなってた銃だった（多分当時「マトリックス」の1作目が公開されたしばらく後だったというのもあるかも）

使いやすくて楽しかったがいまいちピンとこなくて売っちゃったM4パトリとの比較を中心に、取り急ぎメモ

まず見た目通り、圧倒的に小さくて軽い
M4パトリの大きさでさえ煩わしく思えるほど
パトリの時は嘘っぱちとしか思わなかった、雑誌屋とかが言ってた「拳銃感覚でのハンドリング」もこれなら十分できそう
というか、グリップから離れたハンドガード下にミニSが入ってるパトリと、レシーバー内でうなぎが収まっているMP5Kでは重心位置が全く違うわけで、数字的な重量以上に体感的な重さに開きがあるように思える
エアガン用とかじゃない、ブリーフケースみたいな普通の鞄にすっぽり収まるサイズなのはかなり便利そう
軽い＝樹脂部品をモリモリ使ってるのでとにかく軋む
同じくプラスチッキーだったパトリの比でない程にギシギシ軋む
フォアグリップのあたりが顕著
命中精度をあまり期待しないタイプの銃とはいえ、この軋みが影響しないかちょっと気になる
見た目はこれまでに手に取ったどのトイガンよりも安っぽい（本当にテカテカなプラの塊、しかしあの造形と相まってそこがプリティー！　女の子が持っても絵になる気がする）
ちっちゃい電動というところでMP7、イングラム、スコーピオンmod.mあたりと迷ったがMP5Kでよかったと思う
性能以前に、他の銃ではこの独特のかわいさは出せない
ボルトのガイドレール下部が割れてた
フォアグリップの締結部みたいな応力を受ける箇所にあんなに細い樹脂部品使うのは（デザイン上仕方ないとはいえ）ちょっとありえない
フロントサイトががたつく（中古品だからかもしれないが）
勾玉みたいなセレクタは、フルにすると先端が親指付け根に刺さる
前オーナーがレスポンスアップ系の内部カスタム（電装系を抵抗値が低いものへ交換するといった内容）を施してた割には、カラ撃ちした限りではトリガーレスポンスはM4パトリとどっこいどっこいな印象
これはMP5Kのほうが引き金の遊びがでかいためと思われる
ネットの評判通り割とうるさい部類の銃だと思う
ただ次世代電動みたいにボルトがガシャガシャいわないので、サプレッサーで銃口からの高音を潰せばもしかしたら静かに聴こえるかも？
アイアンサイトはストックがなく他の銃よりも目に近づくためか、リア側が近すぎて目がピンボケ起こすのですげー見づらい
バッテリーの交換は後方配線のため、かなりやりやすい
M14、パトリ、AKストームときたが、もしかしたらそれらを抜いて一番やりやすいまである
ケーブルやコネクタの取り回しスペースが余裕ある
銃口、ガスチューブ前端、フォアグリップ前面のハンドストップ部がツラになってるところがかわいくて大好き
まあサプレッサーつけると失われるかわいさなんだが
連射マガジンのチョイスが迷う
ハイサイクルなので、付属の240連はフルオート戦だと弾切れの心配があるのでまあ使わないとして、信頼性でいえばマルイの400連ドラムだが、CYMA製の560連（長いバナナ型マガジンをクリップ留めしてるような見た目のやつ）のほうが圧倒的にかっこいい
要加工の可能性や、ハイサイクルで給弾がおっつかなくなるリスクを負ってでもそっちにすべきか？
フルオート戦でMP5K、セミ限定戦でソーコムというふうに運用するのが一種の理想形かもしれない
弾はどこでも遊べるように0.20g統一で
M4パトリの時にはあまりなかった「開封し手に取った時のわくわく感」はすげー感じた！
この感覚がある銃は長く愛せる
そして、見た目のよさこそわくわく感を生む重要なファクターだと考える
野戦用のM14（分解中だが元に戻します）、オールラウンダーのAK、インファイターのMP5みたいな棲み分けで長く楽しもう