ライトクラッチといってもクラッチ自体をどうこうするのではなく
クラッチワイヤとレバーの間に噛ませるやつ入れた
今はもう取り扱いがないみたいだがキタコのこれ↑
中にテコが入っててレバープルが軽くなるというやつ
取付方と効能はこの動画がわかりやすい↓
GSR400の場合、ワイヤのタイコの径は特に気にせずそのままでいけた(タイコをゴムブーツの穴に無理矢理ねじこむのが地味に面倒だった、それにブーツは着け忘れとかあったりするとダルい)
キタコによればレバープルの力の減り具合が3段階あって(32%、37%、44%減)、最強の44%減にしたら確かに半分ちょいくらいの力で引けるようになった
ワイヤの潤滑にはワコーズのラスペネがおすすめ
キット内部のテコの部分みたいな、固定し密閉してふだん容易に注油できないところは
金属のかじり(かじる程の摩擦熱なんて出ないだろうが)を防止するモリブデングリスがおすすめだが
手元になくて買いに行くのもダルかったのでグリースメイトでやっちゃった
注意点としては、まずキット入れたぶんだけクラッチワイヤの全長が伸びるため
取り回し考えないとメーターにかかったりして糞ほどじゃめえので工夫すること
今回はワイヤをタイラップでハンドルバーに接近させてメーターをかわしてみた(上記出来形写真参照)
逆にアップハンにするときなんかは、(限度はあるけど)クラッチワイヤの延長が必要なくなるのでいいかもね
余談だがクラッチワイヤの延長は地味に大変なんだ
基本的に車種専用で長さが決まっちゃってるので、他車種から流用できなかったりしたら特注になるからね
流用とはいっても、タイコの形も車種によって結構バラバラなのでまずできない(適合車種を探すのもめんどくさいし)
もちろん延長用の社外品ワイヤがある車種もあるが、それはゼファーとかの人気車種に限った話なので
GSRみたいな不人気車種はまず特注になると考えたほうがいい
それにワイヤのテンションも再調整する必要が出る(簡単だけどね)
停車時とかでニュートラルが出にくくなったらそれはワイヤのテンション不足でクラッチが切れきってない証拠なのでねじ回して張ってやること
ねじ山がいっぱい見えるように調整部の2つのねじの間隔を広げてやればOK
後、Aamzonのレビューにもあるがキット側のワイヤ径が細くしょぼい印象は拭えない
鋼縒り線がそう簡単にぶち切れるとも思えないがまあ錆びてきたりするとわからんよね
万一ぶっ壊れた時に分解して捨てる用に、シート下にドライバー(俺の場合はタイラップで取り回してるのでニッパも)を入れとくといいかも
耐久テストも兼ねて、とりあえずぶち切れるまで使ってみようと思う