GSR400にライトクラッチ入れた

ライトクラッチといってもクラッチ自体をどうこうするのではなく

クラッチワイヤとレバーの間に噛ませるやつ入れた

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https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%82%BF%E3%82%B3-KITACO-102-93-0000-00-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88/dp/B004H8ZM2M

今はもう取り扱いがないみたいだがキタコのこれ↑
中にテコが入っててレバープルが軽くなるというやつ

 

取付方と効能はこの動画がわかりやすい↓

www.youtube.com

GSR400の場合、ワイヤのタイコの径は特に気にせずそのままでいけた(タイコをゴムブーツの穴に無理矢理ねじこむのが地味に面倒だった、それにブーツは着け忘れとかあったりするとダルい)

キタコによればレバープルの力の減り具合が3段階あって(32%、37%、44%減)、最強の44%減にしたら確かに半分ちょいくらいの力で引けるようになった

 

ワイヤの潤滑にはワコーズのラスペネがおすすめ

 

キット内部のテコの部分みたいな、固定し密閉してふだん容易に注油できないところは
金属のかじり(かじる程の摩擦熱なんて出ないだろうが)を防止するモリブデングリスがおすすめだが
手元になくて買いに行くのもダルかったのでグリースメイトでやっちゃった

 

注意点としては、まずキット入れたぶんだけクラッチワイヤの全長が伸びるため
取り回し考えないとメーターにかかったりして糞ほどじゃめえので工夫すること
今回はワイヤをタイラップでハンドルバーに接近させてメーターをかわしてみた(上記出来形写真参照)

逆にアップハンにするときなんかは、(限度はあるけど)クラッチワイヤの延長が必要なくなるのでいいかもね

余談だがクラッチワイヤの延長は地味に大変なんだ
基本的に車種専用で長さが決まっちゃってるので、他車種から流用できなかったりしたら特注になるからね
流用とはいっても、タイコの形も車種によって結構バラバラなのでまずできない(適合車種を探すのもめんどくさいし)
もちろん延長用の社外品ワイヤがある車種もあるが、それはゼファーとかの人気車種に限った話なので
GSRみたいな不人気車種はまず特注になると考えたほうがいい

 

それにワイヤのテンションも再調整する必要が出る(簡単だけどね)
停車時とかでニュートラルが出にくくなったらそれはワイヤのテンション不足でクラッチが切れきってない証拠なのでねじ回して張ってやること
ねじ山がいっぱい見えるように調整部の2つのねじの間隔を広げてやればOK

 

後、Aamzonのレビューにもあるがキット側のワイヤ径が細くしょぼい印象は拭えない
鋼縒り線がそう簡単にぶち切れるとも思えないがまあ錆びてきたりするとわからんよね
万一ぶっ壊れた時に分解して捨てる用に、シート下にドライバー(俺の場合はタイラップで取り回してるのでニッパも)を入れとくといいかも
耐久テストも兼ねて、とりあえずぶち切れるまで使ってみようと思う

 

GSR400買った

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2021/8/4納車 年式不明(2010〜2013?)後期61ps
これが本当に最後のバイクになりそうだがいい買い物をしたと思う
14台目にして何気に初の400だったり


【外観】
デザインの好みはともかくとして、やはりGSR600と共用の車体なだけにデカいし重く、停車時の取り回しには気を遣う
ウインカー内蔵のタンクシュラウドがさらにデカさを強調する
センターアップマフラーなので仕方ないがタンデムステップのデザインがいまいち、これだとせっかく凝った作りのスイングアームが隠れてしまう
あと単純にヘッドライトの形がキモイ
ただマフラーも含めたリアの造形はなかなか凝ってるので見ていて飽きない
フェンレス入れたときのすっきり感はかなり好き


【ポジション】
シート高は173cm90kg股下75cmの短足デブで両足踵が数mm浮く程度でほぼベタ付き
ステップ位置が若干高く膝は結構曲がるが(スズキのスポーツモデルは割とそういう傾向にあるらしい)、ゼファー750みたいな極端に曲がる(というかしゃがむ)感じではなく慣れれば気にならないレベル
でもシートをもうちょい高めにして膝を楽にしたい気分ではあるかな
ハンドルは少し絞り気味で手首が若干窮屈だが、これは前に乗ってたジクサーみたいに幅広であまり絞ってないハンドルに慣れたからそう思うだけかもしれない
アドベンチャーみたいな背筋垂直系よりもほんの少し上半身が前傾するが、これが首・腰・腕の3つの負荷をどれもそこそこに抑えている感じで、我慢を強いられることのない自然なポジションだと思う

 

【エンジン】
第一印象は下が250以下のスッカスカ!
ただしこれは前オーナーが社外レバーを装着して遊びを大きく取ってたのもあったようで、クラッチが繋がりやすいように調整してみたがやはり低速トルクの薄さはその程度でごまかせるものではなかった
最低限のトルクは確保されてるのかミートポイントが広いのかは解らないが静止状態のクラッチミート時にエンストする気配こそなかったがちょい神経使うし、クラス最強の馬力という謳い文句から期待されるアクセルオンでの蹴り出され感は驚く程なかったし、大型車みたいにどの回転域からでもスカッと出ていくわけでもなく、瞬発的なトルクのなさという意味ではかったるい感じはある
ただ、このへんは扱いやすさとトレードオフだし気にしなくていいと思う
低速でアクセルの開けすぎを気にしなくていいという点では扱いやすいと言えるし、街乗りに十分なパワーは確保されてる

そして、低速トルクがないということは回して楽しめるということであり、その点では期待に十二分に応えてくれるものだった
ベースはGSX-R600のエンジンということだが、R600みたいに8000回転あたりで2ストみたいにパワーが1段階上乗せされる感じこそなくフラット感が強いものの、やはりそのくらいの回転数からジワジワとパワーが増していくのを感じた
それこそ割とゼファー750くらいのパワー感はあるんじゃないかと思う
そして10000回転オーバーでは社外マフラーが不要と思える程の、高音に特有のフックを持つGSX-R系列らしい快音を奏でつつレッドまで綺麗に回っていく
ちなみに1速レッド入口で80km/h程度(SV650と大体同じくらい)で、大型のSSなどと比べるとかわいい速度域なので、13500回転という許容回転数こそSSには及ばないが尋常な速度域で回して楽しみたいならむしろ積極的にこの400を選ぶ価値があると言える
エンジンフィールはゼファーあたりの空冷4発とは比べるまでもなくスムーズでスロットルレスポンスも良く、かといってSS並に過敏なレスポンスでもなく非常に扱いやすい
ビリビリ・ゴリゴリという微振動は後世のGSR750よりもあり、市街地での定常走行の5000回転以下ではほとんど顔を出さないが高速だとそれ以上の回転域を常用するので、それが長時間走行にどう影響するのかは検証が要る部分
とにかく、エンジンは(トルクピークをかなり上に持ってきているためか)途中のフン詰まり感やレッド付近で惰性でダラダラ回る感じが全くなく、ずっと加速感を伴いながら本当に気持ちよく吹け上がってく
それをしっかり理解させてくれる領域にあるので凄く楽しい


【ハンドリング】
もうこれは大型車並みに重厚で安定してて凄い(車体が600と共用なので当然ではあるが)
アルミのツインスパーフレームに補強付きのアルミスイングアームにモノサスにリア180幅のぶっといタイヤと車体がふにゃふにゃになる要素がどこにもなく(ここまでやるならフロントも倒立フォークにしちゃえばよかったのではと思うがそこはコストとの兼ね合いか)、俺のような鈍感なライダーが適当に乗っててもその強靱な剛性感が解る
直進では外乱を感じさせずひたすら真っ直ぐに進むし、カーブでも車体がしなってとっ散らかりそうな予感がなく、ちょっとやそっとじゃ破綻などしなそうなガチガチの安定感ある
だからズバズバ切れるハンドリングの軽快感は全くと言っていいほどなく、腰の荷重移動で曲げていく感じだが、寝かし込みの始めから終わりまで一定の緩慢なペースで寝てくのでかなり扱いやすい部類ではあると思う
そのへんは直進でガチガチながら体重移動でバキッと舵角がつく感じ(だったような気がする)GSX-Rとはまた違った、ネイキッドらしいとっつきやすさと言えるか
ちなみに、(少なくとも最近の)スズキ車の傾向としてフロントの舵が積極的につかず、まずリアタイヤが寝てくようなところ、ステアしにくいだろう上記の太タイヤを履いてても若干リアステア傾向のようにも思えたので
個人的にはリアタイヤを160くらいまで細くしてみるのもアリかと思っている


【サス】
ちょっとペース早めの走行するのに支障があるほどではないが、若干抜けてるんじゃないかと思わされるほど意外とやわらかい感じだった
ただ走行5万kmオーバーなので本当に抜けてるかもしれない
したがって人が乗ると結構沈むので、それがあの低く抉ったシートと共に良好な足つきに貢献してるのかも
ジクサーあたりの硬いサスの印象が強いからか、もしかしたらこれくらいが一般的な硬さなのかもしれない
なので乗り心地はシートの肉厚もあり良好だし、ちょっとのギャップの突き上げは全然気にならない
とにかく車体がゴリゴリの剛性なので、サスをやわめにして帳尻を合わせてたりするのかな
走行性能とコンフォートをうまくバランスさせてるようで好きな部分


【ブレーキ】
ABS車特有の、パッドとローターの擦れ合うダイレクト感がなくタッチがぐにゅっとしたタイプ
大型車譲りのそれなので制動力自体は全く問題ないが、ことフロント側はクラッチ同様レバーの遊びが大きく、握り込まないと効かない
初期制動を強める(俺の嫌いな)演出とかがなく、少し運転して慣れればコントロールはしやすい


【ユーティリティ】
便利装備は基本的に何もないしシート下はマフラーのキャタライザが鎮座してるので物がしまえない
荷掛フックがなくベルトなのもどうしようもなく使いづらい部分だしヘルメットホルダすらない
時計は距離計と同時表示できない、しかしガソリンメーターがきちんと独立して表示されてる中で走行中に残りの航続距離を気にするシチュエーションが果たしてどれほどあろうか
なのでスポーツバイクかくあるべしというか、ある意味スズキらしい割り切りを感じる


【前オーナーが手を入れてた部分】
・puig スクリーン
・社外ミラー(共振してビリビリうるさい)
・ヘビーウエイトバーエンド
・グリップ(多分デイトナのプログリップ)
・MZS レバー
・タンクパッド
・スラッシュガード
・リムステッカー(回転方向指示付き)
・有孔リアスプロケット
・リアフェンダーレスキット
ここに納車時に俺の方でユーティリティ関係(ETC、スマホホルダ、USBソケット、ヘルメットロックワイヤ)をやった


【まとめ】
①125で遠出はしんどい(けど近場用に持っておく)
②250は安いけどパワーとか所有感が物足りない
③大型車だと見栄は張れるが持て余す

このへんをうまく解決するのが400クラスなのかなと思った
まあGSRの場合は大型車のボアダウンなので中型クラスにしてはデカいのと、スペック上これ以上の馬力がある400はないので一概には言えないかも
でもちょっとやそっとじゃ破綻しなさそうな安定感のある車体と手の内に収まる感じのパワーは、250の物足りなさと大型の持て余しの丁度間に位置してると思うし、日本の公道に一番合っていると言われるのもなんとなく解る気がした

ただ、この道路事情(=そこを走る自分の感性)にジャストフィットする感じはバイクの魅力の中でも最も伝わりにくい部類だと思っていて、俺も10台以上乗り継ぐまではあえて400にする意味がわからなかった
大型二輪免許が金で買えるようになって久しい昨今、400は車検で金かかる割にパワーはもっと上の車種がごまんとあるし、それこそGSRなんて金のない中免小僧がカタログ見て喜ぶだけのバイクなんじゃないかと思ってた
実際そうだったんだろう、だから売れなかったのだろうし

でも、GSR400はそういう免許制度とか車検制度とか排気量ヒエラルキーみたいなものに一石を投じたバイクであることは間違いないと思っている
大型クラスの安定ハンドリングと、限られた排気量の中で限界まで絞り出したパワー、そして気持ちいいエンジンフィーリング
中型クラスでもここまでやれるんだぞというスズキの意気込みを感じた
モータースポーツとかでガチに使うのでなければバイクは乗った時の体感が全てだし、結局は自分に合うバイクに車検があったりなかったり、免許が必要だったりそうでなかったりするだけじゃないかな
スペックとか以上にそのへんの根本的な部分を思い出させてくれるのでGSR400、早速好きになりました

 

 

 

【追記】

2022/5/21 売却しました

いいバイクなのは間違いないのでちょっと惜しかったが、二輪免許取得後10年目にしてさすがに毎年バイク買い換えるような生活が良いとは思えなくなってきたので、今後はなるべく維持費のかからなさそうなバイクで細く長く楽しむ方向にシフトしたいと思った
というかこれまでに費やした金を想像するだけで本当に気が重くなってくる

これ買ったひと月後にセローも増車して3台体制としたが、そのセローが想像以上にいいバイクだったというのもある

セロー250買った - チラシの裏

 

環境が許せばまた検ありの大きいバイク乗りたいとは思うが
まあしばらくはお休みですね

 

カメラ買ってみた

じつは結構前に買ってて使わずにいた

Nikon1 J5ってやつの銀色

名前の通りニコンのカメラ 

 

最初はオリンパスのPEN-Fが格好良くてよかった

 

 が、中古でもびっくりするくらい高いし

見た目が似てて安いやつで、と選んでたらNikon1になった

後俺の親父がニコン党でレンズいくつかもってるので

アダプタ噛ませればその資産が使い回せるらしい、というのも決め手だった

 

 

余談だが、この手の趣味の道具は見た目も大事だと思う

思わず使いたくなるくらい格好良くないとそもそも使わないし

上達もしないもんね

俺のNikon1は中古3万で買ったのだが

前オーナーは所謂カメラ女子みたいな人だったらしく

ケースにコロンの匂いが染みついてて爆臭だった

彼女が上達して買い換えたのか、一過性のブームで飽きて手放したのかは判らないが

やはりこのレトロっぽい見た目がいいと思ったのだろうか

ニコンのハイエンドモデルって全部真っ黒で物々しくて色気がなくて

さながら岩石みたいなボディなんだよね

ある程度カメラやってる人なら気にならないんだろうけど

 

とにかく、中古の個体にありつけるのは実にありがたいことで

ド素人がとりあえず練習するにはもう十分すぎるくらい

 

 

そしてその練習結果がこれ

 

 

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性懲りもなく女児アニメかよ

相変わらず代わり映えしねーな

三十路のオッサンが所帯も持たずになにやってんだか

 

 

 

 

 

 

 


でさ

アイカツプラネット最高だったよね

マジで

 

アイドルを表現形態として割り切ってる感じが凄く良い

なりたい自分にミラーインというが

必ずしも己の意志が反映されない姿であってもかまわないのよ

お仕着せのものだってかまわないんだ

それを以て、その姿で、その手段で、その表現形態で真に何を為すのか

最後に成し遂げたい、伝えたいことは何なのか

大事なのはいつだってそこなんだから

 

 

俺はその

 

 

 

シオリちゃんのおでこにキスしたい

 

恥ずかしいんだけど

 

 

 

 

 

 

でもカメラは楽しいね

あの、情景とか人物とか物とかを格好良く記録してく感じが

真を写すと書くが

写真は時に真以上のものを表現できるのだと

そしてその時の気持ちも正に真のものなのだと

(クソポエム)

 

後、人物写真なんかも撮ったが

肖像権とかがあるのでこことかでやたらに公表はしない

そして人が格好良く撮れると楽しいぜ

 

 

 

 

さてせっかくだし

ちょっとカメラで遊んでみて解ったこともメモしとこう

 

焦点距離

レンズ本体にミリ表示された数字で、ズームの倍率のこと

数字がでかい程ズームが効くが写せる範囲が狭い

 

f値

明るさの指標のこと(焦点距離÷レンズ口径)

数字がでかい程写真が暗くなる

 

ISO感度

センサーに流れる電流だかの値らしい(よくわかってない)

数字がでかい程シャッターのキレが早くなるのと、暗いとこでもくっきり写せるぶんノイズが乗りやすくなる

必要以上に上げすぎないのが基本

 

【露出補正】

明るさを調整する

下げる程画面が暗くなるがなぜかシャッターのキレが早くなった

てきとうに下げてダーク感のある写真撮るのめっちゃ楽しかった

 

単焦点レンズ】

焦点がひとりでには合わないレンズ

合わせるには人間が動くしかない

なんだそりゃというアイテムだが全体的にf値が小さめで明るい写真が撮れるのと、後は焦点が調整できないゆえのピンボケを上手く使うと被写体が目立っていい感じの写真になる(が、まだ俺にそこまでの腕がない)

 

 

今後も機会あれば

カメラで遊んでこう

 

第二種電気工事士試験を受けてみた

筆記をパスし、実技を1週間後に控えたのでこれまでに気づいたことをメモしとく

(以下の内容は試験合格を保証するものではありません)

 


【受験の動機】
・現在の仕事で、自分のやってみたい業務に必要そうなので(電工申し込みの際のアンケートでも聞かれる内容)
・社内のコモデティおじさんおばさん達を見てきて、ちょっとでもつぶしの利く人材になりたいと思ったので
・資格職は楽しそうなので(バリバリ裏切られそうな期待)
・1種は実技対策が難しそう(実際に器具類を取り付ける造営材をどう用意するか)なのと、受かっても実務経験ないと免許出ないのでまず2種からやってみることにした

 

【これまでの戦績】
クソバカなので実は受験は3度目だったりする
2019:
3日くらい勉強してクソミソにやられて不合格
2020:
勉強に着手したところコロナで前期中止となりやる気が失せ、後期筆記は自己採点54点(ボーダー60点)で不合格
2021:
5月30日に上期筆記受験、自己採点92点
7月3日に筆記合格確認
7月17日に実技受験予定

 

前置きはこの程度で

 

 

【筆記対策のコツ】
①勉強に集中できる環境を作り、自分を追い込む
俺が本格的に筆記対策を始めたのは2020年末頃からだった
弊社社内では、資格取ればお前のやりたい仕事くれてやらんこともないぞと上からも話があったのだが、その責任者が次年度末で引退することとなっていた
つまり俺が2021年内に合格できなければその取り計らいがパーになってしまうため、不退転の覚悟で免状取得に取り組まざるを得なくなった
また俺は趣味に生きる人間で当時はピアノ教室などにも通っていたのだが、ピアノの練習と資格勉強が交互に足を引っ張り合う状況に陥ってたため、ピアノの先生には申し訳なかったが休学を申し出た
もちろん、他の趣味もしばらく距離を置くことにした
もっと言うと、それらの話が出てくる少し前にひとり暮らしも始めた
実家は話し相手もいてなんだかんだ無限に時間を潰せてしまうので、環境を根本的に変えていかないと勉強なんかできやしないと思ったからだった
後述のとおり勉強時間自体はそれほど取れたわけではなかったが、いろいろな誘惑を借家は遠ざけてくれたので集中できたというのは実際かなりあると思う

 

②ダラダラでもいいので期間を長く、できれば毎日勉強する
筆記対策としては、日平均30分〜1時間程度を半年くらいほぼ毎日続けてた(やんなかった日もあったけど)
まとまった勉強時間が取れないのならスタートを早めればいいわけで、全体の累積勉強時間を積み上げてくイメージでやる
また勉強の間が開くのは絶対ダメ、次の勉強までの間が延びれば延びるほど知識が定着しなくなり内容を忘れる
例えば、日曜日だけ7時間猛勉強して後遊ぶようなスタイルよりも、1週間毎日1時間やったほうが同じ7時間でも圧倒的に内容を覚えられる

 

③反復する
参考書の練習問題はそんなに出題数が多くなかったこともあり、多分トータルで20周くらいはしたと思う
それもただ周回するのではなく、次に勉強するときは前回の勉強内容を復習もした
例えるとこんな感じ
1日目:問題1、2、3を解く
2日目:問題2、3、4を解く
3日目:問題1、4、5を解く
4日目:問題2、5、6を解く
ぶっちゃけ順番は適当でいいんだけど、とにかく問題は1発やってやり捨てにしないこと
日を開けて何回か解いてみて定着させる

 

④参考書の冊数は1冊に絞り、必要になったその都度買い足す
これは書いてある内容は基本的にどれも同じでいろいろ買うことに大した意味がないのと、金を費やしたイージーな達成感が実際の勉強の達成感とすり替えられて、勉強自体をやらなくなってしまうのを防ぐため
また問題だけならアプリ使ったり、解説付きで実教出版のHPとかで公開してるのでそれも活用する
俺が使ったのは以下で、マジでこれ以外のテキスト類は一切使わなかった

テキストの内容は法改正とかがない限りどの年度でも内容は大して変わらない
だから中古のこういうのでOK
押さえられていない範囲があったとしてもネットで検索すればすぐ解るし

 

play.google.com過去問アプリはこれ
マジで昨今の試験対策にアプリを使わない手はない
隙間時間で開いたりして、試験直前までにコンスタントに8〜9割取れるようにした

 

www.jikkyo.co.jp過去問集はもちろんテキストを買うのがベターだが、ただ解くだけなら実教出版のHPがかなり役立つ
解説も一通りついてる(中には解説がない問題もあるがおそらく書くまでもないという意味だろうし、大体はネットとかでちょっと調べれば解る)

 

⑤重点対策する部分を見極める
何よりもまず、単線図を複線図に書き換える問題は絶対にマスターしないとけない
これは後の実技で必ず要る知識なので、ここをやらずに運良く筆記がパスしたとしても結線間違いで一発アウトになるリスクが凄く高くなるというか、そもそも取りかかれずに終わるんじゃないだろうか
計算問題は電気理論的なものと施工的なものの2通りあるがどちらもウエイトがでかいので重点的に覚える必要あり
施工回りの知識(電線の許容電流、ブレーカーの距離、工種毎の接地抵抗や絶縁抵抗などなど)も次いでウエイトが大きいのでやっておくこと
ただ施工方法は慣れればフィーリングで解けるのもあったりする(樹脂管は大体どこでも施工できたりとか湿ったとこには必ず遮断機を設けるとか)
機具類の鑑別や図記号はただ覚えるだけなので問題を繰り返し解くうちにある程度は身についてるはず
逆に時間がないときに捨ててもよさそうなのは直流回路と法規だが、直流回路は1問しか出ないうえオーム則の応用で解けるし、法規は範囲が狭いので(<PS>E表示と免状書き換えの条件あたりについて覚えとけばよい)とりあえず拾っとくといいかも
ただ実際に変にヤマかけて滑っても俺は知らないけど


そんなこんなで筆記は合格
勉強習慣を自分の意志力だけで身に着けるのは難しいので、方法や環境はちょっと工夫すると能率があがりやすい
後何よりも、実際に手を動かして問題を解かないと絶対覚えられません

 

 

 

【実技対策のコツ】
①道具と材料とテキストを揃える
実技はじつは、受験代とは別にまず練習に取りかかるまでに数万円の費用がかかる
(だから工業高校の生徒さんとかは電工は在学中に取っとかないと損だよ!学校というタダで練習できる環境を最大に使ってやろう)
俺はツテを総動員してほとんどのものを揃えたが、そういうのがアテにできない場合にまず買わなきゃいけないのが以下

まず工具セット
俺も宝山のセットはバリバリ使っている

 

次に電材
私見だがまずこの1回セットを買って、後は消耗品的な電材がなくなりそうになったら都度買い足すのがいいと思う

 

そしてテキスト
これは2020年度版の実技テキストだが、2021年度の候補問題(電気技術者試験センターのHPで確認できる)と全く同じものが書いてあった
実技こそ反復練習で自分の腕を磨くのが重要なので、余計なテキストに浮気しないようにしよう

 

後、消耗品として以下のものが必要になってくる

VVFの1.6mm×2芯
これが一番基本になる電線

 

同3芯
渡り線とかのIV電線はここから切り出して用意すればよい

 

電源用の2.0mm×2芯
これはそこまで買い足す機会はないかな
ちなみにこれらVVFにはエコ電線というのもあるが、外も中も皮がめっちゃ固くて剥きづらいのでそっちは買わなくていい(追記:エコ電線は試験にも出てこなかった)
ただ機会があればその剥きづらさを味わっとくのもいいかもね
外皮と芯線被服との間にベビーパウダーみたいなのが塗ってあってストリッパで剥くと芯線が滑って抜けちゃったりするんだよね

 

E型リングスリーブ
実技では小・中が出るが、練習を繰り返すと特に小は箱(1箱100個入)単位で使う
ちなみに接続コネクタ(ワゴー)は使い回せるのでセットのがあれば買い足さなくても問題なし

 

連用枠(金属製)
一見消耗しそうにないパーツだが、実は器具の付け外しを繰り返すと固定の爪が非常によく折れる
40回近く例題を作って俺は5枚壊した

 

このへんは慣れれば必要ないが、スリーブ圧着時のIV電線の保持は地味に面倒(2mm線が絡むと特に)なのであると便利かも
というかチェッカーなんて持って行ってもよかったのかよ……まああれば確実だよね
ただ全部組み終わった後にチェッカーで結線間違いが見つかったとして、電線なんかも消費しちゃってるし手直しはかなり難しいと思う
最初から間違えずにやること

 

 

②時間をかけて基礎から練習し、いきなり例題を再現しない
もちろん最終的には例題13題をどれでもつくれるようにしなきゃならないが、まずは電線の剥き方とかねじ留め部の輪っかの作り方とかを確実に身に着けること
でないと例題をただこなすだけで、実力の伴わない意味のない達成感にごまかされやすい
また、最近はワイヤストリッパでVVF電線の被覆を簡単に剥けるが、だから電工ナイフで剥く練習をやらなくていいわけでもない(丸形のVVR電線にストリッパは使えないほか、電工ナイフを使えると役に立つ部分はある)
習得までの目安としてはおおよそ3ヶ月は必要かも
最初の1ヶ月で基礎をおさえて、残りの2ヶ月で例題の作成を行う
1日1作例を作っていったとしても、2ヶ月あれば4周できる(とはいえ3周目が終わる頃にはそれなりの実力がついてきてるはず)
慣れていったら(2周目以降)、欠陥を作らないようにしつつ制限時間40分を意識した作成を行っていく

 

③適度に休む
実技対策は一回一回の時間はかからないようでありながら、材料の準備や完成後再利用のための分解をしたり、また集中力を切らさないようにしたりするので想像以上に負荷のある練習をすることになる
もちろん毎日反復練習するのが好ましいが、どうしても心が渇いたらその時は素直に休もう

 


この練習方法が正しかったか否かは、1週間後の試験で明らかになる
気合入れていきます

 

 

 

 

2年越しの夢が叶うといいですね

 

 

 

 

 

 

【追記】

実技試験を受験した(R3.7.17)

出題はこれのNo.6

https://www.shiken.or.jp/candidate/pdf/K_R03K.pdf

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※電気技術者試験センターHP「令和3年度第二種電気工事士技能試験候補問題の公表について」より抜粋

これは真ん中の3芯VVF越しに3路をふたつつなぐので線の色がごちゃるのが厄介なやつ
でも露出型コンセントはねじの頭がデカいのでねじ留め部の輪作りがちょっとタコでもうまく隠せるやつでもある、ある意味ボーナス問題かもね

 

 

例題作成はなんだかんだ50回くらいやったのでああこれね、という感じで
直前に参考書読んでる人たちを尻目に(今頃読んでも遅いんじゃないかな……)などと余裕ぶっこいたりしてた

だが本番の魔物というのはやはりいて
結線時にコンセントと間違えてシーリングつけちゃってちょい慌てて直した
同じミスは練習の時にやってたので大慌てはしなかったけどね

作成時間は25分くらいだった
周りは意外とまだ手を動かしてる人が多くて、もしかしたらこれでも早い部類なのかなとなった

その後は結線ミスと欠陥のチェックをして、特に問題ないことを確認して終了時刻となった

 

それ以外に気づいたのは以下

・結線部(ワゴー・スリーブ問わず)のIV露出は100mmが基本で、皆露出長を俺の3倍くらい長く取ってたのでおかしいなと思い攻略本を確認して発覚した
スリーブ部の露出長20mm以上は間違いなく取ったし、ワゴーはそもそもテープ巻きが不要で長さの下限が(攻略本を見る限り)ないので問題はないはずだが、もし落ちることがあればこれが原因かもしれない

・元業界関係者が言うにはVVFとかの長さはあまり関係ないらしいが、指定の50%を切ると欠陥なのでそこは絶対守って作った
とはいえ元々短めに作るクセが抜けず、どこも7割くらいの長さになってしまった
おかげでVVFは20cm以上余った

・もっと言うと、結線部のIVは垂直に立てるのが基本らしい
俺はタコの足みたく水平に開いちゃったがまあ関係はないと思う

・下限20mmのところIVの露出長を100mmも取るのは、結線間違い時のリカバーをやりやすくするためだと思われる
VVFを新たに切り出すより間違ったとこ切断して新たに結線するほうが絶対早いもん

電動工具以外のあらゆる工具持って行っていいので会場にはいろんな工具もってる人がいた
IV結線の固定用のクリップやセロテープと、ねじ置き用のマグネットトレーはちょっと便利そうだった

・テスタの持ち込みは普通にダメだった

・早く作れても、IV露出長のことがすっぽ抜けてた俺みたく間違った巧さを身に着けるのなんか意味がない
練習続きで空しく感じることがあったが、それは重大なポイントを見落としてるサインなのかもしれない
そういうときは練習を一旦置いて、参考書をイチから詳細に見ていくこと
とにかく参考書の内容をまるごと再現するつもりでやること

 

 

 

 

 

【追記2】

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(一財)電気技術者試験センターHPより

合格しました(R3.8.20)

 

M4パトリオット買った

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 まず結論を言うと、サバゲー初心者はM4パトリオットを最初の銃にしとけば失敗が少ないと思う。

 

www.yskfreelance.com↑言いたいことはだいたいこのサイトで既に説明されているのだが、ここでは実体験も交えた中でパトリオットを選ぶメリットを書きたいと思う。

 

【前置き(読み飛ばしてOK)】

 ある時ふと、サバゲーを始めたいと思い立った。
 理由は何だっていいが、とにかく全ての経験者が最初はそうだったように、俺もサバゲーがしたいと唐突に思うようになった。

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 そしてこれはサバゲー初心者が必ず通る悩みのひとつであるが、「結局最初の一挺は何にすればいいのか?」というテーマに……実は俺はほとんど突き当たらなかった。
 中学生の頃に『フルメタル・ジャケット』を観たからだった。
 信頼性のある東京マルイのM14、これ以外の選択肢はほぼなかった。
 M14はデカくて重くてサバゲーには向かないという声を方々で聞いていたし、つまり小さくて軽くてサバゲー向きの銃もあるのだろうかという疑問もあるにはあったが、思春期の頃の影響力は何よりも優先された。
 上述の思いつきから程なくして、俺の手にはM14が握られていた。

 サバゲー向きの銃とは、という小さな疑問からフルサイズのノーマルM14ではなく、銃身を詰めてアクセサリレールを搭載したSOCOMの方にはしたが、夢の銃とも言えるそれを手に取り遂に俺はデビューを果たした。
 やはりその重さがズッシリくるM14は、それを携えてダッシュすると早々に息切れして死にそうになったりはしたが、ペース配分さえわかればM14の巨躯は、こと屋外フィールド(サバイバルゲームフィールドbattle、千葉県千葉市花見川区)においては実はそれほどデメリットにはならないことに気づいた。遮蔽物が少なく広いからである。
 銃の性能にもかなり助けられて次々ヒットを取り(その5倍は取られたが)、「色々言われるけどやっぱ自分の好きな銃でいいんじゃないか!」という確信と心地よい疲労感を得て、ゲームを終えてその日は家路に着いた。

 が、そうして得たそれは早々に裏切られることとなった。
 知人の誘いもあり勢いに乗って後日参加した人生2回目のサバゲーは、同じ屋外フィールドながら塹壕や迷路地帯(CQBフィールド)が組まれたりとテクニカルな場所(東京サバゲパーク、千葉県印西市)で、その塹壕地帯で俺は真実を知ることとなった。
 両脇を土嚢積みした狭隘な通路を、短く詰めたカラシニコフを構えて先行した知人がやられた。接敵した。
 応戦しなければ! 俺は俺の夢の象徴を構えようとした。
 だが、デカくて重いM14はどうしたって射撃姿勢を取るまでのタイムラグもデカい。ましてや遮蔽物の影で敵の姿は見えない。ラグいM14の長い銃身を、土嚢をかわしてにょっきり延ばしてる間に俺も撃たれるかもしれない。銃身をどこかにぶつけてまごついてる隙を突かれるかもしれない。そう思うと構えられなかった。
 そう、銃を”構えられなかった”。”構えづらい”のではなく。結局敵をやり過ごすまで何もできず、他のチームメイトが敵を倒してくれるのを待つしかない中で、「デカい銃は狭い場所で不利なのではなく、そもそも扱えない」という残酷な真実に突き当たった。ちょっと狭いだけの屋外でこの有様なら、屋内フィールドはもっと厳しい戦いを強いられるだろうとも。
 撃てないフラストレーションと情けなさ。それが思春期の夢のなれの果てというのが余計に感情を揺さぶる。どうせ遊ぶならいろんなとこで遊びたいし、ではどのフィールドでもそこそこ戦えそうなバーサタイルな銃とは何なのか?
 その日から俺も「結局銃は何が良いのか」という、サバゲー初心者特有の自問が始まった。

 

 

パトリオットのメリット】

1)小さくて疲れない
 とにかくこれがパトリオットにした最大の理由。
 実際はもっと小さい銃もあるが、後述する他の理由も総合した上でパトリオットにした。
 M14の半分程しかない重さは開幕ダッシュをキメても息切れしづらいし、何より一日通してサバゲーをした後でももうちょいゲームしたいと思わせる程の余力が残っていたことに驚いた。
 小さくて軽い銃はまず体力をあまり消耗しない。学生時代ならいざ知らず、これは仕事の合間を縫ってサバゲーに興じ、敵チームのみならず翌日のスケジュールや自身の体力の衰えとも戦わなければならない社会人ゲーマーにとって大きなメリットだろう。

 そして、懸念されていた狭隘箇所での取り回しもM14の比でない程にやりやすい。サバパーでいえばAフィールドのCQBエリア、Bフィールドの塹壕地や橋の下の隙間、縦置きされた昇降可能なボックスカルバートなど、長い銃を持っていると躊躇してしまうような場所にも難なく入り込めるし、遮蔽物に隠れながらの撃ち合いも十分に可能だった。
 ただ、やってみて解ったことだがそうした場所での撃ち合いは膠着状態に陥りやすく、単にコンパクトな銃で動き回れるというだけではヒットを取ることはできなかった(銃以外の部分で、CQBで勝つための技術が存在するということだろう)。そういう状況下で戦いたいかどうかは結局は各人の好みだが、場所を選ばない強さがパトリオットには間違いなくある。
 もっと言えば、小さい銃は可搬性に優れるため荷物も小さくできてめんどくさくないという点もある。

2)連射速度が速い
 そもそも電動ガンはどれも連射できるのだし、ハイサイクルの高い連射速度についても最初は懐疑的に思っていたのだが、使ってみてこれは多大なアドバンテージだと感じた。
 連射した弾が筋状に、あるいは団塊になって相手に降り注ぐのはそれだけで格段にヒットが取りやすくなる。特にこれを櫓などの高所からキメるのは、撃つ側は快感だし撃たれる側は相当な驚異に映るだろう。
 また、連射速度が速いということは1発1発の発射サイクルが短いということなのでセミオートのレスポンスの良さにも効いてくる。サバゲー系ブログのインプレなどでもあまり触れる人がいないのが不思議なのだが、ゲームではフルオートの連射速度以上にセミオートのレスポンスが重要だと感じる。あまりに電動有利になりすぎないようにするためだろうが、定例会の中では結構な頻度でセミオート限定戦に切り替わり、フルオートでバリバリ撃てる場面は実はそれほど多いわけではない。
 また、フィールドのレギュレーションによってはハイサイクルを禁止している所もあるが、そういう場合でもセミ限定ならOKという場合が多い。
 そうした各種制約の中でも撃ち負けないためにもセミオートのレスポンスは良いに越したことはないし、いわゆる電子トリガーカスタムもそのあたりの要請を受けて生まれたものなのかもしれない。

3)価格が安い
 バッテリー類込みで実売32,000円程度。これが同じ店で買ったM14だと40,000円を超えた。
 遊ぶのに敷居は低いに越したことはない。差金で防具やアクセサリ等も揃えられる。
 また、フィールド以外で銃を剥き身で携えるのは絶対やっちゃいけないところ、全長で50cmを切る圧倒的な小ささ(通常、この手のライフルは60〜70cmはある)は、リュックサックなどに放り込んで持ち運べるというメリットもある。つまり、ガンケースをわざわざ追加で買わなくてもいいという点でも安上がりといえる。

 


パトリオットのメリットだと思われたが、実際はそうでもない点】

1)M4系でカスタムパーツが豊富だが、実はそれほど必要なカスタムはない
 そのカスタムパーツの豊富さ故、M4と1911の沼は深いと言われる。
 パトリオットのメリットとして上述した部分は様々なインプレで既に触れられている上、大体は他のハイサイクル電動でも代替できる部分であるし、ならもっと小さいMP5Kや、最初から500連マガジンが付属するG3SASの方がいいのではと思っていた。
 でもパトリオットにしたのは、M4ベースな拡張性の高さに期待してのことだった。
 ドットサイトはもちろんのこと、長い消炎器をLayLaxのマズルガードに換えてさらに銃身長を詰め、VFCのスライドストックと適当なアングルグリップを付けて精密射撃もできるようにした。完璧だと思った。
 ドットサイトだけあれば十分だった。
 小ささ軽さを活かして突撃するキャラの銃だし、ストックを延ばして精密に狙う機会があまりなかった。
 それに上述のカスタムは全部レールやネジにポン付けしただけでカスタムというより単にアクセサリを付けただけに過ぎない。割とどの銃でもできて、M4系に特有のメリットというわけでもない。
 ただ、元々使いやすくて最小限のカスタムで済むという意味では経済的とも言える。

2)M4系で使用人口が多くパーツ類の貸し借りがしやすいが、ぼっちゲーマーにはあまり関係ない
 悲しいが実際はそんなものです。
 マガジン等が足りなくなったらフィールドの売店で買い足しやすいのはメリットかもしれない。

3)実はそれほど小さいわけではない
 パトリオットを買ってみて箱から出したときの第一印象は「思った程小さくないな……」というものだった。カービンベースだしそりゃそうである。
 実際、先述のMP5Kとか、イングラムスコーピオンみたいな電動SMGなどもっと小さい銃もある。
 多分これはメーカー自らピストルスタイルと謳ったり、業界人のブログみたいな提灯記事でも「拳銃感覚で扱える」みたいな言葉が踊ってたり、小ささばかりが過大に喧伝された結果のような気がしないでもない。
 それでも軽くて疲れない銃なのは間違いないしハイサイクルだし、想像だがあまりにも銃身を詰めすぎると今度はある程度の飛距離が求められる野戦などで弾が飛ばず不利になるかもしれない。万能に使うならある程度の大きさは残すべきだと感じる。

 


パトリオットのデメリット】

1)飛距離と命中精度はM14に及ばない
 もうこれは端から予見されていたどうしようもないデメリットで、パトリオットのデビュー戦前の試射で詳細が判明した。
 30メートル先のマンターゲットに、M14なら弾が真っ直ぐに飛んでヒットするのだがパトリオットはホップの揚力がかかってから落ちる、あの山なりの弾道を多少なりとも意識する必要がある。
 銃身長は最低限確保されておりそれでも飛距離はあるし、パトリオットは軽さを活かして攻める銃だが、一方ではそうせざるを得ない、これが実情ともいえる。
 飛距離が短いなら接近すればいい、と書いてあるブログもあるしヒットを取られる危険もあろうが実際そうするしかない部分で、ある意味死んで覚えるサバゲーの硬派な部分かもしれない。

2)動きやすすぎてプレイがラフになりやすい
 これも実際に使ってみて初めて解ったことで、ガツガツ攻める銃ゆえに、大体の場所で禁止されているだろう「相打ち覚悟の無謀な突撃」に繋がりやすい。また、フィールドのどこへでも行けるがゆえに慎重さが抜け落ちて、相手の射線上にノコノコと出て行ってしまうことにもなりかねない。
 このふたつは実際にやらかした部分でもあり、クールに立ち回りを勉強するしかない所だが、一方的にヒットを取るためにはコツが要るようだ。

3)付属の190連マガジンは弾切れしやすい
 フルオート戦で1回弾切れをやらかした。軽さ重視の190連だがハイサイクルなのもあり装弾数が心許ないのは確かで、売店で買い足した300連にしたら1ゲーム保つようになった。
 弾の消費は結局は当人のプレイスタイルに依る部分だし、軽さで言えばパトリオット有利ではあるが、この点だけは最初から500連が付属するG3SASと悩む所。

 


【結局どうしたのか】

 M14だとどうしても難しい屋内戦など限定でパトリオットを使うことにした。
 パトリオットによって改めて、自分の好みはM14のような銃身が長くて良く飛び、重くて場所も選ぶが一方的にヒットを取りやすい銃にあるということを理解した。後M14は曲銃床のフォルムがやはり大好きだ。
 軽くて有効射程が短い銃の立ち回りが理解できれば、パトリオットメインもありうるかもしれない。

 


【それでもパトリオットを最初の一丁に薦める理由】

 最初はどういうプレイスタイルがハマるかはわからないから、軽くて万能なパトリオットでバリバリ遊びつつ自分好みのスタイルを探っていくといいと思うため。
 よくある「好きな銃でOK」「好きなマルイの電動でOK」論はある程度遊び慣れた人が言うことなので(最初の一本をマルイの電動にすることは賛成だが)、それを真に受けて見た目だけの使いづらい道具を選んでしまうことは避けた方がいいだろう。
 ただし、憧れの銃が既にあるならパトリオットにこだわらず、まずは迷わずそれをいくべき。『憧れ』は他の銃では絶対に代用が利かない性能である。好きな銃でOK論はむしろ、そういう人の背中を押すための言葉ではないか。

 

Hero Warsやってみた

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ブラウザで手軽に遊べるので

webのいろんなとこで広告に出てくる

あのパズルゲームを期待してやってみたが

 

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実際はバタくさいキャラばかり出てくるプリコネだった

パズルはほんのおまけ要素だったのですぐにやめた

こういう課金したり手間かけないと楽しめないゲームあまりやりたくない

ジャンキーになっちゃうので

 

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でも女の子はバタくさいなりにかわいいし

胸でかいし露出多いし

Ⅵくらいまでの中世風のFFみたいな感じで好きかな

 

ちなみに俺はティナよりセリス派

ステレオタイプなエロでいいじゃんね